文献詳細
文献概要
質疑応答
免疫血清 熊谷変法における寒冷凝集素の影響
著者: 石田勉 吉田浩1
所属機関: 1福島県立医科大学附属病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.100 - P.101
文献購入ページに移動 〔問〕Paul-Bunnel反応の原法では,冷蔵庫に一晩置いた後判定しますが,これでは寒冷凝集素の影響を受けることを考慮して,Davidsohnが冷蔵庫に一晩置いた後室温に放置する変法を考案しました.それでも,室温でも凝集する寒冷凝集素の影響が考えられるため,現在では37℃15分間の温置後判定しています.さて,熊谷変法では,血清希釈後室温(10〜20℃)に一晩放置後判定しますが,室温でも凝集する寒冷凝集素の影響はどのように考えているのでしょうか.また,熊谷変法は37℃2時間の温置はなく室温放置なのですが,この条件差の影響はないのでしょうか.以上,ご教示ください.
掲載誌情報