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今月の主題 制癌剤と臨床検査 技術解説
切除組織を用いる制癌剤感受性—subrenal capsule assay法
著者: 佐々木常雄1 坂井保信1 高本滋2
所属機関: 1東京都立駒込病院化学療法科 2東京都立駒込病院輸血科
ページ範囲:P.1059 - P.1066
文献購入ページに移動一方,ここに紹介するsubrenal capsule assay法は腫瘍組織の構築を保ったままで不均一な癌細胞の集団に対しての感受性を評価できること,生体内で活性化される薬剤をも検討しうること,評価可能率が高いこと,短時間で結果がわかることなどこれまでにないメリットを持っている.われわれは臨床との相関に主眼をおき,Bogdenらの方法にいろいろな改良を加えてきた,特に腫瘍の大きさの測定は三次元(容積法)で行い,良好な結果が得られている.
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