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文献詳細

雑誌文献

臨床検査31巻10号

1987年10月発行

質疑応答

血液 PT,APTTの異常値の原因は

著者: 荒瀬淑子 石井啓子1 渡辺清明1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部附属病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.1145 - P.1146

文献概要

 〔問〕COAG-A-MATEでPT(シンプラスチンオート,小野薬品),APTT(プラテリンAオート,小野薬品)を測定したところ,PTで13.0秒以上,APTTで110秒以上という異常値が出たので,数時間後,あるいは翌日採血しなおすと,こんどは正常値でした.こうした例が過去1年間で8例あり,原因が不明で困っています.フィブリノゲン,ヘパプラスチンテストの値はほとんど変化ありませんが,気になるのは,同一の病棟(内科,肝疾患)であることです.また点滴のそばでの採血ではないとのことです.原因究明の手がかりをご教示ください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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