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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査31巻12号

1987年11月発行

雑誌目次

今月の主題 透析と血漿交換

カラーグラフ

透析と血漿交換

猪 芳亮 , 津田 裕士 , , ,

pp.1418-1420

 慢性腎不全の進展した患者に対して,透析療法がごくふつうに行われるようになって約15年が経過している.現在,維持透析療法を受けている患者は70000余名に達し,さらに年間で約6000名の新たな患者の発生をみている.一方,比較的新しい治療法である血漿交換療法は,患者の血漿を分離・廃棄して血漿中の病因関連物質を除去し,血漿の代わりに補充液を投与するというもので,1970年代の後半,体外循環中の血漿を大量に自動的に分離する技術が実用化していて以来,とくに難治性の代謝・免疫異常の治療に用いられ,広く普及するようになった.この二つの血液浄化法のポイントを写真で紹介する.

技術解説

透析に必要な検査機器とその取扱い

猪 芳亮 , 鈴木 民子

pp.1421-1428

 末期腎不全に陥ると,内部環境恒常性維持機構の破綻をきたし,全身のさまざまな機能が障害される.透析療法は,腎の働きの一部を代行するのみである.透析療法の長期化に伴い,さらにいろいろな問題点が出てきている.透析に必要な検査を,患者の病態に関するもの,透析に関連する生体影響因子,透析機器管理に関するものおよびコンピュータ,にわけて述べた.

 言うまでもなく,透析に必要な検査項目とそれらの検査機器となると,多部門にわたり,おびただしい数となる.機器については,透析施設にとって必要性の高いものと,そうでないものにわけ,一覧表を作成した.

血液粘度測定法

磯貝 行秀

pp.1429-1436

 血液粘度測定は,臨床検査の重要な項目として定着しつつあるが,歴史的にみるとリバイバルの感もある.しかし,精度の高い,しかもヒト循環動態を踏まえた,ずり速度可変性の粘度計の登場は最近相ついでおり,精度の高い粘度測定に関心の高まりをみせている.粘度計には各種のものがあり,ずり速度範囲,精度の保障限界があるので,十分わきまえて使用すべきである.

 測定技術のうえで大切なことは,血液試料の扱いと調整である,赤血球は集合し,容易に沈降し,血漿分離をきたすため,低ずり速度における粘度測定でつねに問題となる.また,赤血球を主としたpacked cell volumeは,温度測定およびずり速度と並んで粘度に大きな効果をもっている.これらの要因は,測定成績表示の際に併記することが要請されている.

血漿交換に伴う副作用の検査によるモニタリング

津田 裕士 , 河西 利昭 , 東名 正幸 , 藤田 新 , 横山 真和 , 橋本 博史 , 廣瀬 俊一

pp.1437-1440

 血漿交換療法は,血漿中の病因関連物質を除去することで病態の改善をはかる治療法の—つである.血漿分離の方法には遠心法と膜分離法があり,その血漿の処理法として(a)廃棄(b)膜濾過法ç冷却濾過法,(d)吸着法がある.

 副作用は大きく分けて,①体外循環による循環血液量の減少によるもの,すなわち,低血圧,ハイポボレミア,悪心・嘔吐などが施行中にみられる.次に,②置換液としての血漿製剤によるものとして,肝炎,蕁麻疹,アレルギー,低蛋白血症,低ガンマグロブリン血症があげられる,前者は,使用前の検査を十分に行うことが必要であり,後者は施行後は血液検査でよく確認することが必要である.③抗凝固剤によるものとして,低カルシウム血症,知覚異常がある.ほかに,貧血,溶血などもみられ,施行中から施行後の臨床検査を行って確認する必要がある.

総説

人工腎臓の現状と将来

前田 貞亮

pp.1441-1451

はじめに一概念と歴史

 「尿毒症」30年前までは,それは死の宣告に等しい言葉であったが,今日では,人工腎臓をはじめとする種々の治療法,いわゆる血液浄化法によって,きわめてよく改善しうる一つの臨床症候群としてとらえられるようになった.

 腎機能低下→腎機能不全→腎不全→尿毒症という一連の病名ないし症候名は,病態生理としての腎機能低下ないし腎不全と,臨床症状を主とする尿毒症とに区別されるべきである.腎不全が高度になり,貧血,アシドーシス,心不全,噯気,嘔吐,頭痛,不眠などの中毒性臨床症状が出現したのが尿毒症であるから,確かに腎不全のさらに進んだ状態ではあるが,疾患としての腎不全は,形態学的および病態生理学的状態は変わらないけれども,血液浄化法による治療を行うことで臨床症状は消失し,一般健康人の生活状態とほぼ同じ程度のレベルに回復する.このことから,腎不全と尿毒症とは別の概念と考えるほうが正しい.

血漿交換機器の現状と将来

広瀬 脩二 , 近藤 威史 , 井上 昇

pp.1453-1462

はじめに

 血漿交換療法は,患者の血漿を分離したうえでそれを廃棄して,血漿中の病因関連物質を除去すると同時に,血漿の代わりに置換液(補充液)を適切に投与する治療法である.1970年代の後半から体外循環中に自動的に大量の血漿を分離する技術が実用化して以来,従来の薬物療法ではコントロールできなかった病態,特に難治性の代謝および免疫異常の治療に用いられ広く普及するようになった.新しい血漿分離技術を用いた血漿交換療法による治療成功例が次々と報告されるとともに,いくつかの問題点が提起された.

 第一は,患者の血漿をすべて廃棄して置換液と交換する治療法では,置換液として通常用いられる血液製剤(新鮮凍結血漿,アルブミンなど)の消費が多くウイルス感染の危険性があること,血液製剤の需給のバランスを乱すこと,さらには治療コストの増大を招くことであった.これらの問題を解決するために,病因物質の選択的あるいは特異的除去を目的とした血液浄化技術が登場した.

主題を語る

透析に伴う血液成分の変動

平沢 由平 , 下条 文武

pp.1464-1474

 透析アミロイド症の原因蛋白はβ2—ミクログロブリン(β2—M)である—世界に先駆けてこれを同定した下条文武氏と,透析医療界の泰斗,平沢由平氏が,アミロイド症の実態からβ2—M蓄積の機序とその除去まで白熱の討論を展開.さらに,長期透析に伴う各種合併症との関連で,血液成分の変動とそのコントロールのポイントを整理する.

検査と疾患その動きと考え方

重症筋無力症

石垣 泰則 , 佐藤 猛

pp.1475-1483

はじめに

 重症筋無力症(MG)は,筋力低下に加え,呼吸障害などの重篤な症状を呈することがある.近年,MGは神経筋接合部におけるアセチルコリン受容体(AChR)に対する抗体により神経筋伝達がブロックされる自己免疫疾患であることが明らかにされるとともに,根治療法も確立され,治療成績は飛躍的に向上した,さらに,免疫吸着療法による新しい治療法の臨床応用も普及しつつある.ここでは,MGの病因,診断法を紹介すると同時に,検査法について詳しく述べることとする.

学会印象記 第19回日本臨床検査自動化学会

臨床検査の自動化に大きな足跡

戸谷 誠之 , , , ,

pp.1452

 第19回日本臨床検査自動化学会は,昭和62年9月11,12日の両日,神戸国際交流会館会議場を主会場として水田亘大会長(神戸常盤短期大学)のお世話で開催された.招待講演,特別講演,シンポジウム,6テーマの機器試薬セミナーと一般演題221題(昨年比15%増)で,参加人員約1600名は過去最大規模であった.

 今大会では,水田大会長の発案によるいくつかの試みが行われた.その1は,一般演題の約3/4がポスターによる発表であったが,実際には別に用意された会場で,ポスター内容を納めたスライド4枚を用いて3分間の口演と3分間の討議が行えた.この方法は,貴重なデータを書き写す時間がある,報告者の力点も落ち着いて聞けるなど,両発表方式が有効に利用できると好評であった.その2は,昨年より大会プログラムに編入された機器試薬セミナーを,第1日目の午後3時30分からのゴールデンタイムに据えたことである.従来,この時間帯は大会の目玉であるシンポジウムなどが行われていたが,あえて機器試薬に関した6つのテーマについての情報交換の場にされたことは,本学会の性格からも非常によい企画であった.

私のくふう

凍結乾燥による超薄切片作製用ガラスナイフの保存法

引野 利明 , 福田 利夫 , 町並 陸生

pp.1463

 超薄切片作製用のガラスナイフ(以下ナイフ)は,刃先に風化などによる損傷がなく,切れ味の良いものが使用される.そのため,ナイフは原則として薄切時直前に作製したものが用いられるが,薄切するブロック数が多い今日では,事前にナイフを作製しておくほうが作業を能率的に進めるうえで得策である.

 この場合,ナイフは市販のナイフ収納箱やデシケータなどに入れて保存するが,保存日数がやや長く(2週間以上)なると,ナイフの刃先に風化が著しく生じるようになり,良い切片は得られにくい.

新しいneuropeptides・5

GnRH-associated peptide(GAP),calcitonin gene-related peptide(CGRP)

石橋 みゆき

pp.1486-1495

GAPの歴史

 ゴナドトロピン分泌促進因子(gonadotropinreleasing hormone;GnRH)は,luteinizing hormonereleasing hormone(LH-RH)とも呼ばれ,下垂体のゴナドトロピンの分泌を調節する視床下部ホルモンである.GnRHは10個のアミノ酸からなるホルモンで,1971年に構造が決定された1).Schallyはこの業績により,ノーベル賞を授与されている.GnRHは,現在,ゴナドトロピン分泌予備能の検査のほか,ゴナドトロピン単独欠損症,中枢性性早熟症,前立腺癌などの治療に用いられている.

 1984年,Seeburgらは,ヒト胎盤由来のGnRHのmRNAを用いて,cDNAのクローニングを行い,GnRH前駆体の構造を決定した2).前駆体はプロセッシングを受け,GnRHと56個のアミノ酸からなるペプチドを派生するものと考えられるが,彼らは後者をGnRH-associated peptide(GAP)と名づけた.ひき続きPhillipsらは,ラット視床下部のGnRHニューロンや正中隆起の神経終末にはGnRHの免疫活性と同時にGAPの免疫活性が存在することを示した3).最近,Clarkeらは,卵巣を摘除したヒツジの下垂体門脈血を採取し,GnRHとGAPの免疫活性を測定した結果,両者が平行して,律動的に下垂体門脈血中に分泌されていることを確認している4).これらの事実は,GAPが視床下部から下垂体門脈血中に分泌され,下垂体機能を調節するホルモンである可能性を示している.

センサの応用・6

ガスセンサの応用

山本 克之

pp.1497-1502

はじめに

 生体におけるガス濃度計測は,その多くが呼吸に関連したものである.呼気や血液のO2,CO2計測がその代表的なものであり,肺機能検査ではHe,N2などの不活性ガスも計測されるし,さらにハロセン,笑気などの麻酔ガス計測と,多種のガスが呼吸に関連した計測対象となる.本稿では,これらの中でも生命の営みに直接関係し,もっともよく計測の行われるO2とCO2に対象を絞り,センサの原理と,呼気,血液,組織の各レベルにおけるガス計測の現状について概観したい.

 ガスセンサに関しては,従来からの検体を採取し分析する方法から,生体に装着したり生体内に挿入したりしてin vivoで連続的に計測する手法の開発研究が盛んである.連続計測法はICUやRCUにおける患者監視に応用されているし,また,呼吸の自動管理や人工臓器の制御など,より高度なシステムを構築するには連続計測が不可欠となってくる.このようなセンサは精度,応答性といった計測にかかわる基本的な要件を満たすのみならず,小型である,生体適合性がよい,ディスポーザブルである,できうれば無侵襲であるなど,技術的にはかなり厳しい制約を受ける.

研究

酵素抗体間接法染色用キットの組織・細胞診への応用

椎名 義雄 , 飯島 淳子 , 稲庭 義巳 , 石井 喜雄 , 中澤 久美子 , 川生 明

pp.1505-1508

はじめに

 免疫組織化学,とりわけ酵素抗体法は,その優れた感度,特異性に加え,形態観察も可能なことから,組織・細胞診の広範な目的に応用され,最近では染色用キットも多種類が市販されている.それらの多くは,感度増強法であるPAP法またはABC法を採用しているが,一部のものを除いては間接法で十分目的の染色性が得られるのも事実である.間接法は,標識抗体の細胞内浸透性,また,染色操作が1ステップ少なく操作が容易などの利点があり,特に臨床診断用キットに適した方法である.さらに,標識抗体にF (ab)を使用することにより,電顕酵素抗体法への応用はもとより,細胞診標本においてもバックグラウンドの染色性低下が期待される.

 そこで今回は,そのような条件にかなう酵素抗体間接法による染色用キットを試用する機会を得たので,その成績を報告する.

バイオアッセイを用いたナイアシン試験の迅速法

楠 伸治 , 高倉 鉄也 , 浅野 健治

pp.1509-1512

はじめに

 ナイアシン試験は結核菌と他の抗酸菌とを鑑別する方法のひとつとして重要な検査項目であり,臨床面でも重要視されている.

 しかし,現在一般に行われているアニリン法や簡易ペーパー法では,被検菌株からのナイアシン抽出操作が煩雑なうえ,比較的多量の菌体を必要とし,試験に供しうるだけの菌量を得るためには長期間の培養が必要である.これらの欠点を解消し,より早くナイアシン試験の結果を得ることができれば,臨床面で寄与するところ大であると考えられる.

Simplate II法による出血時間の検討

木村 潔 , 姫井 紀美子 , 前田 敦子 , 片山 信子

pp.1513-1516

はじめに

 出血時間の測定は,単に血小板の量的,質的異常のスクリーニングだけでなく,血小板と血管壁との相互作用をin vivoで観察することができる唯一の検査法として,今日なお広く用いられている.

 出血時間の測定方法は,1910年にDukeが耳朶の穿刺による方法を発表して以来,数々の改良が加えられてきた1〜5)

質疑応答

臨床化学 SMACによるGOT,GPTの測定

Q生 , 保崎 清人

pp.1517-1518

 〔問〕SMACでGOTとGPTを測定したらGOTが50,GPTが0という値でした.このデータをどう解釈したらよいのか,病的に出たものか,それともGPTの酵素的測定に阻害でもかかっているのか,ご教示ください.

臨床化学 測定法変更による尿中β2-ミクログロブリン値の変化

M生 , 榎本 博光 , 伊藤 喜久

pp.1518-1521

 〔問〕RIA法による尿中β2-ミクログロブリンの測定を,簡易なLA法に変更する予定で比較検討したところ,RIA法に比してLA法で非常な高値を示す例が多数ありました(最高200倍くらい).これをどう解釈したらよいのか,また,非RIA法に移行した場合このような例を示す他の検査項目があるかどうか,ご教示ください.

血液 非分泌型の型物質について

松岡 幸則 , 中嶋 八良

pp.1521-1522

 〔問〕型物質は,非分泌型のときは唾液その他の体液中にまったくないのですか.存在する場合,その型物質の由来についてお教えください.また,O型のヒトが寒冷凝集素の抗Hをもつことはないと言いきってよいものか,非分泌型であればもつこともあるのか,この点についてもご教示ください.

免疫血清 IgMの切断部位について

Q生 , 水谷 昭夫

pp.1522-1523

 〔問〕2MEでIgMを処理すると,19sなり7sなりJ鎖部分のS-S結合だけを切りますが,なぜJ鎖部分だけを選択的に切るのですか,また,Fab切断の場合,パパインとトリプシンではなぜ切る場所がちがうのですか.

免疫血清 免疫電気泳動法で沈降線が出ない場合

Q生 , 櫻林 郁之介

pp.1523-1525

 〔問〕多発性骨髄腫でIgE型かどうか調べるのに免疫電気泳動法を行ったが沈降線が出ません.その理由をご教示ください.また,L (κ,λ)型を判定するのに,IgE,IgDは量が少ないため免疫電気泳動法では沈降線が出てこないことも考えられます.この場合,L型を判定するのにどのように検査をすすめたらよいのでしょうか.

微生物 Salmonella sp.の記載報告

佐藤 正明 , 小栗 豊子

pp.1525-1526

 〔問〕Salmonella sp.の記載報告にあたって,亜種までの報告は必要でしょうか,報告の実際例をご教示ください.また,ヒトからSalmonella sp,が分離された場合,一般に病原性ありと考えてよろしいのでしょうか.

一般検査 尿の緩衝能について

野村 康博 , 折田 義正 , 今井 宣子

pp.1526-1527

 〔問〕高緩衝能尿の影響ということで,"高度に緩衝化されたアルカリ性尿"という表現がみられますが,どのような場合,あるいは原因でこのような尿が出てくるのでしょうか.また,緩衝能尿にはアルカリ性尿が多いのですか,ご教示ください.

制度・資格 「臨床工学技士」について

北原 周明,他 , 北村 清吉

pp.1528-1530

 〔問〕国家資格として新しくできる臨床工学技士について,①成立の経緯と,その資格の目標とするもの,②仕事の範囲,臨床検査技師に許される指定8項目との関係,臨床工学技士として仕事に従事する場合の条件・制約(例えば医師の指導のもと等),③受験資格などをお教えください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

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今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

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今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

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59巻10号(2015年10月発行)

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59巻4号(2015年4月発行)

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59巻3号(2015年3月発行)

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59巻2号(2015年2月発行)

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59巻1号(2015年1月発行)

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58巻13号(2014年12月発行)

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58巻12号(2014年11月発行)

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58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

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今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

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今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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