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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査31巻2号

1987年02月発行

雑誌目次

今月の主題 肺

カラーグラフ

肺癌集検と細胞診

高橋 正宜 , 吉見 直己 , , ,

pp.114-116

 肺癌は周知のごとく癌死亡男女ともに現在第二位を占め,21世紀には胃癌を抜いて第一位になることは必至である.老人保健法により胃癌・子宮癌検査が法的にシステム化されたように,肺癌も国民病の一つとして考慮され,老人保健法に取り入れられる日が近い.肺野型肺癌にはかつて国民病であった結核診断に使われた胸部X線が有効であるのに対し,増加しつつある中心型肺癌には喀痰細胞診が不可欠である.集検レベルでの喀痰細胞診では特に治癒可能な早期肺癌を発見するために,高危険群での異型扁平化生細胞の出現する喀痰患者のフォローアップが重要である.また,大量の検体に対応できるために細胞診自動化や細胞診の精度管理がたいせつとなってくる.その一方法論として画像解析法やフローサイトメトリを用いて研究がなされている.

技術解説

肺癌集検と細胞診

吉見 直己 , 高橋 正宜

pp.117-122

 本邦にて癌が死因第一位になって5年ほとになるが,その主役となったのが肺癌である.疫学的にも癌死亡一位の胃癌を今世紀中には追い越すことは確実とされている1).これを防ぐために各地で二次予防,すなわち早期発見,早期治療が叫ばれ,対がん協会を中心として一部の市町村レベルの自治体にて肺癌集検が施行されているが,まだ十分な対応はとられていない2),その集検方式が従来の結核を対象とするX線間接撮影を基盤とするために肺野型肺癌の発見には大きな寄与を示しているが,近年増加する扁平上皮癌を主とする中心型肺癌にはいたって非力てある.このため老人保健法での子宮癌検診の普及とともに細胞診が注目され,肺癌早期発見にも喀痰細胞診が導入され威力を示している3).本稿では肺癌集検での喀痰細胞診についてその技術を中心に述べる.

肺組織内沈着物質の検出法

京野 洋子

pp.123-131

 経気管支肺生検なと少量の肺組織試料中に含まれる金属や鉱物,あるいは内因性の沈着物を検出同定することは,病理診断とともに肺疾患の病因推定や確定診断に役だつ.透過電顕(TEM)や走査電顕(SEM)にエネルギー分散型X線微小分析装置(EDX)を装着した分析型の電顕(AEM)によって,組織像の観察と局在するサブミクロンレベルの沈着物質の同定が可能である.X線微小分析の方法と試料の処理方法について解説し,人の肺組織でアスベスト肺,クロム肺癌,金ゾル肺炎などの分析例を示した,比較的大きな沈着物が多量に存在する場合には簡単なパラフィン切片のSEM+EDX分析が,サブミクロン粒子やアスベスト鉱物なごには超薄切片とともに,組織の低温灰化残津のカーボン抽出試料をAEMを用いて観察分析する方法が有効である.

気道過敏性検査

木村 啓二 , 井上 洋西 , 滝島 任

pp.133-142

 気道過敏性は,気管支喘息の大きな特徴である.喘息の診断,経過観察,治療効果の判定および発症機序の解明のために,気道過敏性を定量的に評価することが重要である.従来の気道過敏性検査は,煩雑でかつ安全性にも問題があり,一般病院のルーチン検査として導入されずにいた.安静呼吸下にメサコリンを吸入しながら呼吸抵抗を連続的に測定する方法(アストグラフ法)は,当教室で開発した新しい気道過敏性検査法で,検者,被検者ともに負担が少なく,安全性が高く,また,従来法ともよく一致する優れた方法である.本稿では,アストグラフ法を中心に気道過敏性検査を概説し,アストグラフを用いたプロプラノロールとアテノシン吸入試験についても紹介する.また,中枢,末梢両気道過敏性の分離連続測定装置についても触れる.

オートスパイロメータの使いかた

毛利 昌史

pp.143-146

 強制呼出時の時間・気量曲線や気速・気量曲線(フローボリューム曲線,FV曲線)は,スクリーニングや術前検査の目的で,もっとも多用される検査である.現在でも,強制呼出曲線の標準的測定法は,Benedict-Roth型呼吸計による測定であるが,より便利で持ち運びも容易な,いわゆる電子式スパイロメーター(以下,オートスパイロと略する)が最近よく用いられるようになった.オートスパイロでは測定曲線のみならず,1秒率など測定結果も自動的にプリントアウトされるため検査技師にとっては便利であるが,測定エラーがあっても気がつかない危険性がある.ここでは,現在用いられている主なオートスパイロについて,装置が満たすべき基本的性能とともに,測定原理と操作に必要な基礎的技術について述べる.

総説

肺の損傷と修復—肺炎から肺線維症

泉 孝英

pp.147-153

はじめに

 第二次大戦後の40年間,わが国では特に最近20年間において,呼吸器病学は急激な変貌を遂げている.生活環境,栄養状態の改善,抗生物質の開発などによる結核をはじめとする細菌感染症の激減,人口の高齢化に伴う肺癌の増加,所得増加に比例した喫煙人口,喫煙量の増加による肺気腫症の増加,サルコイドーシス,特発性間質性肺炎(idiopathic pulmonary fibrosis;IPF)に代表される各種間質性肺疾患の出現,あるいはびまん性汎細気管支炎の出現などである.

 "肺の損傷と修復"と言うレベルからみれば,もっとも関心の持たれる疾患は,肺気腫とIPFをはじめとする肺線維症である1).いずれも結合組織異常(connective tissue disorder)を主徴とする疾患であるが,肺気腫はエラスチン(elastin)の消失が,肺線維症においてはコラゲン(collagen)の異常増殖が基本病態である.しかし,エラスチンの消失,コラゲンの増殖からいきなり病変がスタートするわけではなく,炎症に引き続いて起こってくる病態である.本総説の主題とするところは,後者"炎症から線維化—炎症の修復過程としての線維化"であるが,第一に,ひろく肺線維症とはどのような疾患であるかについて述べる.

主題を語る

近年の肺炎;肺線維症への変貌

山中 晃 , 谷本 普一

pp.154-162

 抗生物質の進歩により若年者の肺炎は激減している.肺炎はどのように分類されているのか,肺の間質とはどこを指しているのかを序として,今日では間質性肺炎が肺炎の主役になっていることを,病理と臨床の立場から語っていただいた.

検査と疾患—その動きと考え方・119

免疫不全症と肺感染症

螺良 英郎 , 蔦宗 俊明

pp.163-170

 免疫不全症とは正常な免疫機構が障害され低下,欠損をきたした状態を言い,先天性免疫不全症と後天性免疫不全症に分類される.すなわち多様な疾患と病因から成る症候群である.

 原発性免疫不全症は表1に示される疾患があり,多くの場合原因不明で先天性素因,遺伝によるものと考えられる.多くは幼小児期に発病し,別名易感染症候群とよばれるように易感染性を主症状とし大部分は難治性,反復性の呼吸器感染症が特徴であり死亡することが多い.一方,続発性免疫不全症は明らかな基礎疾患があるか,一度でき上がった免疫系が免疫系と無関係の疾患または薬剤などの原因により二次的に免疫能が低下した状態を言い種々の原因で起こる.本稿では主に続発性免疫不全症における肺感染症について述べる.

座談会

肺疾患の臨床検査

工藤 翔二 , 白石 透 , 堅田 均 , 三上 理一郎

pp.172-182

 今から40年以上前わが国で死亡率がもっとも高かったのは,肺結核と肺炎であった.その当時の臨床検査は胸部X線写真と喀痰検査であった.しかし今日では肺結核の死亡率は激減したが,多くの新しい疾患も加わってき,臨床検査も目覚ましい進歩をきたした.本座談会は次の三つのトピックスに絞った.①聴診器でわかる肺疾患,②呼吸困難と肺機能検査,③びまん性肺疾患の診断,である.

私のくふう

圧電素子を用いたいびき検出器

末永 和栄

pp.171

1.はじめに

 睡眠ポリグラフィを施行する際にしばしばいびきや寝言を併記することがある.その場合に使用するトランスジューサはマイクロフォンが一般的で,被検者の頭上に固定し,直接脳波計で増幅するが周波数特性が異なるために記録しにくい欠点がある.この問題を解消するために一度増幅し,積分処理をしてから脳波計で記録する方法がある.しかし,いずれの方法も被検者に起因する音と他の音とを拾ってしまい,かえって他の音のほうが高振幅で混入することがある.

糖鎖の分析法・2

糖脂質の構造とその多様性

岩森 正男 , 永井 克孝

pp.183-192

 1980年代に入って糖脂質が,かつてない程の注目を集めている.その理由は,細胞膜上の糖脂質分子が,細胞の癌化・分化・増殖などの基本的生命現象に深くかかわっていることが明らかにされ,より直接的には,糖脂質分子による細胞分化の制御の可能性が試みられ始めたことによる.また,モノクローナル抗体作製手法の応用により,癌,分化,細胞の種類に関連した抗原の検索が積極的に進められた結果,糖脂質が同定される例が頻繁に報告され始めたことも研究動向に拍車をかける大きな要因の一つになっている.細胞膜上の複合糖鎖には糖脂質と糖蛋白質があるが,分子の定性と定量に関しては,糖脂質のほうがはるかに容易であり,方法論はほぼ完成していると見てよい.この小論では,糖脂質の研究方法を中心に近年の研究動向を概説する.糖脂質の機能については,他の総説1〜7)を参考にされたい.

注目される腫瘍マーカー・1

血液型物質に関連した糖鎖抗原

菅野 康吉 , 大倉 久直

pp.194-199

はじめに

 モノクローナル抗体技術の進歩によって特定の分子構造を抗原決定基として認識する抗体が得られるようになり,それらを用いた研究により細胞の癌化にともなって細胞膜の重要な構成成分である糖蛋白あるいは糖脂質の糖鎖部分の変化が出現することが明らかとなっている.このようなモノクローナル抗体によって認識される糖鎖抗原を調べてゆくと,興味深いことに従来もっとも良く知られていた糖鎖である血液型物質と密接な類似性を有することが判明した.すなわち,血液型物質のあるものは正常細胞に比して癌細胞で著しく増加していること,あるいは癌細胞に比較的特異的と考えられた糖鎖抗原が実は既知の血液型物質の構造に別の糖が付加したり,または一部の糖が欠損した構造であったことなどである.モノクローナル抗体を利用して癌組織あるいは癌患者血清中に出現するこれらの糖鎖の変化を調べることによって,新しい癌の診断技術が開発されつつある.本稿では血液型物質の構造,合成系について簡単に述べ,さらに新しい腫瘍マーカーとして最近注目されている血液型物質類似の癌関連糖鎖抗原について主だったものを取り上げて解説する.

研究

保存血清の補体成分C3の分解とその臨床的意義

上原 良雄 , 赤沼 益子 , 平野 孝明 , 中沢 宏明 , 山崎 健二 , 山田 三枝子

pp.203-206

 血清補体価,特にC3,C4の血中レベルの測定は,急性糸球体腎炎(AGN),膜性増殖性糸球体腎炎(MP—GN),全身性エリテマトーデス(SLE),遺伝性血管神経性浮腫(HANE)などの病態把握に有用である.ところが,採血分離後の血清の保存のいかんによっては,採血直後のC3値に比し,1週間後で,127±13%(x±SD, n=30)もの相対的高値となった.このC3値の上昇はC3の部分的分解(B1C→B1A分解)に起因していることが明らかとなった.C3測定に用いられる多くの抗血清は,抗C3C抗体として市販されているものであり,C3CのみならずC3+C3bとも結合した.しかし,おのおのの分画に比し,より強く結合するため沈降量が増加し,その結果,血清保存中のC3部分的分解を反映したC3値の相対的高値が観察された.この部分的分解がなぜ起こるのかという点に関しては,必ずしも,明らかにされていない.しかし,複数の活性化因子が存在することは明らかである.免疫複合体(SLO—抗SLO複合体)を保存血清に添加したところ,その添加量に比例したB1C→B1A部分的分解が観察されたところから,免疫複合体もその因子の一つであると考えられた.

Western blot法による抗ATLA抗体検索の基礎研究—;PAG法,PAP法,ABC法,間接法の比較検討

奥田 浩人 , 金村 真智子 , 太田 タキ子 , 原口 哲之 , 上平 憲 , 市丸 道人

pp.207-210

はじめに

 成人T細胞白血病(adult T-cell leukemia;ATL)は,1976年に高月1)らにより提唱された疾患概念で,南西日本特に九州地方に多発し,しかもこのウイルスのキャリアが健常者に存在することが報告2)され,また輸血により感染することが明らかにされた3).九州各血液センターは,1961年2月17日よりGP (gelatinparticle agglutination)法4)により輸血用の血液を検査している.今回GP法により判定保留になるような血清につき,Western blot (WB)法により確認するため,WB法の抗体検出のための四つの方法,①蛋白質—A—金法(PAG法5))②ペルオキシダーゼ—抗ペルオキシダーゼ複合体法(PAP法6))③アヴィジン—ビオチン標識ペルオキシダーゼ複合体法(ABC法7))④間接法について比較検討した.なお,支持体であるニトロセルロース膜とゼータプローブ膜との比較も行った.

資料

鳥取大学医学部附属病院検査部における過去3年間の寄生虫卵検査成績について

亀尾 嘉子 , 永見 光子 , 野上 智 , 中村 美好 , 原 功 , 三井 誠造 , 松井 克明

pp.211-213

はじめに

 寄生虫性疾患は,過去に本邦での疾病構造の上で大きな位置を占めていたが1),近年の目覚ましい生活環境の改善整備によって,その発生頻度が激減したのは周知の事実である.したがって,生の寄生虫卵を見る機会が,検査技師にとっても少なくなってきている.

 今回われわれは,過去3年間にわたる寄生虫卵の検査成績をまとめたので,若干の文献的考察を加えて報告する.

質疑応答

臨床化学 人間ドックの尿中アミラーゼ測定法は

古屋 徳治 , 早川 哲夫 , 鈴木 敏行

pp.217-218

 〔問〕当院の人間ドックにおいて血中アミラーゼおよび膵機能化学検査が正常で,尿中アミラーゼのみ異常値を示す例が約30%あります.前日の20時以降は食事および薬剤の服用は制限し,翌日早朝空腹時に採尿し検査しています.また,濃縮,腎機能低下も考慮し早朝完全排尿後2時間の尿を採尿し,アミラーゼとクレアチニンを測定しアミラーゼ・クレアチニン・クリアランスを測定したところ,アミラーゼ・クレアチニン・クリアランスが正常でも表1のように,25例中5例が尿中アミラーゼ高値を示しました.これをどのように解釈したらよいのか,また,今後人間ドックでの尿アミラーゼ測定を続けるにはどのような実施方法,結果報告がよいのかお教えください.

血液 赤血球膜流動性の測定法

Y生 , 岡野 幸雄 , 野沢 義則

pp.219-220

 〔問〕赤血球を低温(−5〜+5℃)で3週間ほど保存した場合の,保存中の任意の時点における赤血球膜中コレステロールの状態(流動性)をESRにより測定したいのですが,その操作法および問題点,コツなどをお教えください.

免疫血清 ARIS法とは

Q生 , 末廣 雅也

pp.220-222

 〔問〕イムノアッセイでARIS法が開発されたそうですが,その原理と操作法,臨床的意義をお教えください.

免疫血清 blue-ASO検討法における2-メルカプトエタノールの影響は

Q生 , 大国 寿士 , 留目 優子

pp.222-224

 〔問〕blue-ASOの検討法で,0.2mol/lの2-メルカプトエタノール(2ME)と血清とを1:1に混和し,37℃1時間インキュベーション後2-ME処理して抗体価が下がればblue-ASOはIgMが関与していたとされます.この場合blue-ASOに添加した2MEの影響はないのでしょうか.また,2MEを使った場合は透析を行ったほうが良いのでしょうか.さらに,2MEの用いかたの標準法があればお教えください.

病理 免疫染色の鑑別力は

S生 , 牛込 新一郎

pp.224-226

 〔問〕最近よく用いられる免疫染色を用いて,malignant fibrous histiocytoma,myogenic sarcoma,angiogenisarcoma(malignant pericytomaも含めて)の鑑別ができるのかどうか,そのマーカーとなる抗原物質をお教えてください.

病理 乳頭状移行上皮癌と腺癌との細胞集団の鑑別

R子 , 福島 範子

pp.226-228

 〔問〕尿細胞診での乳頭移行上皮癌の細胞集団と腺癌の細胞集団との鑑別に苦労しています.留意すべき指標をお教えください.

臨床生理 ベントナイト(ペースト)の処方

K生 , 石田 哲浩

pp.228-230

 〔問〕ベントナイトの溶媒には電極の安定化,電極—生体間の導電体として電解質を含む必要性からNaCl,CaCl2などが処方されています.これらは成書に飽和液と記載されていますが,なぜ飽和液であるのかその理由をお教えください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

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今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

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64巻7号(2020年7月発行)

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今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

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今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

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今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

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今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

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今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

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58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

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今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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