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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査31巻7号

1987年07月発行

雑誌目次

今月の主題 注目のウイルス・リケッチア感染症

カラーグラフ

注目のウイルス・リケッチア感染症

三輪谷 俊夫

pp.704-706

 現時点で注目すべきいろいろなウイルス・リケッチア感染症の中から,今回はRNAウイルスによるAIDSと,成人T細胞白血病(ATL)のレトロウイルス感染症,ならびに腎症候性出血熱(HFRS),リケッチア感染症としては最近急増してきたつつが虫病を取り上げて,第一線で活躍しておられる専門の先生方に臨床検査法の技術解説をお願いした.それぞれの技術解説において,特にカラー印刷を必要とする写真をまとめたのが本カラーグラフである。ウイルス・リケッチアの分離・同定は特殊な研究機関に依存しようとする考え方はまだまだ根強いが,少なくとも大学附属病院や国立病院の中央臨床検査部ではもうそろそろ脱皮して,これらの検査ができるように準備されてはいかがでしょうか。

(各図は後出の「技術解説」に関連し,その説明も含めて,図1は北村氏,図2〜5は松元氏,図6〜9は山西氏,図10〜16は橘氏の提供による)

技術解説

AIDS患者の診断・検査法と安全対策

北村 敬

pp.707-713

 AIDSは,HIVによる細胞性免疫不全のうえに,種々の日和見感染または二次的腫瘍が重複したものであるから,症状はむしろこのような二次的疾患によるものが主になる.したがって,男性同性愛者,スクリーニング導入前の輸血および血液製剤受容者,HIV感染多発地(欧米,中・東部アフリカ)での不特定多数の異性間接触,などのリスク要因を勘案して,自覚症状とは関係なく,HIV感染のウイルス学的診断,検査の適応が決められる.臨床的症状とは関係なく,HIV感染者は,生涯ウイルスキャリアとなり,感染源となりうるので,ハイリスクグループの者の検査は定期的に行われるべきである.

 HIVを含む検査材料の取り扱いは,P 2レベル実験室の安全キャビネット内で,HIVの増殖,精製,濃縮を伴う操作は,P3レベルの封じ込め実験室内で行う.

ウイルス性白血病の診断・治療過程における臨床微生物学検査法

松元 実

pp.714-721

 成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)は,ウイルスの関与するヒトの悪性腫瘍としてもっとも注目を集めている疾患の一つである.1981年,ATLの起因ウイルスであるATLV/HTLV-Iやその関連抗原(ATLA),あるいはそれに対する抗体(抗ATLA抗体)の存在が確認されてからは,ATLは医学・生物学のあらゆる分野で研究の対象とされ,その実態に関する研究は長足の進歩をとげた.そのため,臨床検査室でもウイルス学や免疫学,あるいは分子生物学的な技術の要求される場合が多くなりつつある.

 ここでは,ATLに関する多くの臨床微生物学的検査のなかから,主として抗ATLA抗体の検索に的をしぼり,その技術的解説を行った.このほか,臨床検査室レベルの検査としては多少難があるものの,ATLの診断や研究に必要と思われるATLA陽性細胞の検索やHTLV-IのプロウイルスDNA検索の臨床的意義などについて若干の解説を行った.

腎症候性出血熱(韓国型出血熱)のウイルス検査法

山西 弘一 , 奥野 良信

pp.722-730

 腎症候性出血熱(HFRS)の発生は似前は中国東北部,ソ連,北欧で局所的にみられていたが,現在ではその発生は全ユーラシア大陸に広がった.わが国では,1960年以来患者の発生が報告され,1970年代からは全国の大学での発生が報告された.主たる臨床症状は発熱,悪寒戦慄,食欲不振で始まり,出血傾向,蛋白尿を伴う全身感染である.その死亡率はもっとも重症の極東型で約3%である.診断は臨床症状によるもののほか,血清診断で確定される.血清検査は蛍光抗体法,赤血球凝集阻止反応,およびELISA法が主として用いられている,おのおのの方法には利点,欠点があるが,組み合わせることによって欠点を補える.また,早期診断は早期治療につながるので重要である.

つつが虫病の診断と臨床検査法

橘 宣祥 , 横田 勉 , 石崎 淳三

pp.731-737

 つつが虫病は最近急激に増加してきた.その分布が北海道を除く全国にわたることや,まれとはいえ死亡例があることから注目されている.本症の診断にあたっては,まず,特徴的な臨床所見すなわち,高熱発疹ならびに刺し口に注意することが肝要であり,疫学的事項を参考にして病歴を聴取して感染機会の有無を明らかにする.

 診断確定のための検査法としては,病原を分離することが望ましいが,ルーチンでは困難な面もあり,免疫血清学的な方法による.これには,間接蛍光抗体法と免疫ペルオキシダーゼ法が,現在もっとも広く用いられている.このほか,補体結合反応やELISAも行われている.

総説

ウイルス感染症診断法の進歩

皆川 洋子 , 森 良一

pp.738-745

 はじめに

 感染症の実験室診断は,①病原体の分離・同定(病原体の存在の証明)と,②血清学的診断に大きく分けることができる.現在,わが国では一般臨床において,細菌検査室による病原菌の同定および薬剤感受性試験の結果が,患者の治療方針の決定上おおいに参考にされているのに比べ,ウイルス検査においては一部の検査室を除いて②の血清学的検査が主体であり,検査室からの報告が治療方針を左右する機会はまだ少ない.

 しかし,高力価のインターフェロンやacyclovir(商品名ゾビラックス)・ara-A(商品名アラセナA)が本邦でもすでに市販され,欧米ではrivavirinやazidothymidineなどが認可されるというように,ウイルス特異性の高い抗ウイルス薬の本格的な臨床応用の時代を迎え,従来より迅速で正確なウイルス学的病因診断の必要性が増している.また,薬剤耐性ウイルスが問題になれば,分離したウイルスの薬剤感受性試験が必要となることも推測される1)

主題を語る

臨床検査室におけるウイルス・リケッチア検査の現状と将来

船橋 修之 , 中村 健

pp.746-754

 ウイルス検査の実情は?AIDSをはじめウイルス・リケッチアによる感染症が注目を浴びている今日,臨床検査室における実態と問題点を整理し将来のあり方を模索する.精度管理,標準化,迅速診断法をはじめ,組織上の問題,保険上の取り扱い,卒後教育の問題など幅広い話題をめぐって対話は展開する.

検査と疾患—その動きと考え方・124

AIDSの臨床と検査

玉川 重徳 , 南谷 幹夫

pp.755-757

 はじめに

 AIDSとは,HIV (human immunodeficiencyvirus)感染による免疫機構の破綻と,それにともなう日和見感染や悪性腫瘍の続発などをみる病態をいう.したがって,AIDS患者の症状には,HIV感染による症状と二次的な合併症による症状があるが,二次感染に基づくものでは,グローバルな意味での,人種的あるいは地域性に基づく違いがあるという特徴がある.それは,AIDS患者の日和見感染の微生物叢に地域的な差があるため,患者により,あるいは地域により,症状に微妙な差がで出てくることとなる.

座談会

ウイルス感染症サーベイランス

芦原 義守 , 木村 三生夫 , 栗村 敬 , 大谷 明

pp.758-767

 いま注目のウイルス感染症に関してわが国のサーベイランス事業はどのような経緯で行われることになったか—その発祥から現状の問題点までがつぶさに語られ,サーベイランスのアクティブな本来の意義が説き明かされる.対象疾患が追加された背景,臨床場面におけるリアルな評価,正確度と迅速性など興味深い話題とともに,今後の発展・充実に大きな期待が寄せられる.

新しいneuropeptides・1

CRH(CRF)とGRH(GRF)

出村 博

pp.772-781

CRH(CRF)の歴史

 CRH(CRF)(corticotropin releasing hormoneまたはfactor)は視床下部で産生され,下垂体前葉におけるACTHの放出を促す.脳が内分泌器官としての機能を果たす可能性は,すでに紀元前4世紀に医聖Hippocratesの著書「DeGlandulis」の中で,脳は乳腺と同様な腺器官であると述べられている.5世紀後,Galenは初めて下垂体について記述し,1664年にWillisは脳は下垂体と体液性因子によって結ばれていること,1742年にLieutandは下垂体門脈系について記載し,1860年に,von Luschkaはこの系の詳細な解明を完成した.1948年にHarrisは視床下部による下垂体の液性因子の可能性を示唆した.1955年にSaffran一派とGuilleminらは視床下部にCRHの存在することを確認した.その後20年以上にわたりCRHの単離について精力的な研究がなされたが,CRHとしてのcriteriaを満足する物質は得られなかった.

 TRH(3個のアミノ酸)やLH-RH(10個のアミノ酸)の化学構造が解明されてから約10年を経て,1981年にValeらはヒツジCRH(oCRH)が41個のアミノ酸よりなることを明らかにした1).引き続いてNumaらは遺伝子構造解析法によりoCRF前駆体の全アミノ酸配列を明らかにし,さらにヒト由来のCRHの構造も解明した.またSchallyらはブタCRH,RivierらはラットCRH(rCRH),GuilleminらはヒトCRH(hCRH)の化学構造を明らかにした.

センサの応用・4

導出電極

石島 正之

pp.783-787

はじめに

 このシリーズは「センサの応用」であるが,心電図や脳波などを記録する際に体表面に装着する電極も実はセンサの一種であり,電気センサ,または「電気→電気」のトランスデューサ(変換器)と呼ぶことができる.電極には,その機能上大別して次の三種類がある.

(1)細胞膜の分極,脱分極などによって発生する生体電気現象を取り出す(導出する,または誘導する)もの.

研究

平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC)を用いた2変量精度管理の有効性

小山 洋 , 青木 繁伸 , 鈴木 庄亮

pp.788-791

         はじめに

 1947年,アメリカにおいて50以上の検査機関が参加して行われた同一血清,血液を用いた血糖値やヘモグロビンなどいくつかの測定値の正確度に関する調査Dや,その後日本で行われたいくつかの同様の調査によって,検査機関間の測定値の差があまりにも大きいことが実証され,臨床検査における精度管理の必要性が認識されるようになった2).工場での製品の精度管理に使われていたk-R管理図法が臨床検査にも応用されるようになり3),またその後さまざまな精度管理法がくふうされ4),今日では多くの検査機関においてX-R管理図や標準血清の外挿による内部精度管理,医師会などによるコントロール・サーベイなどが実施されている.

 しかし一方では,こうしたさまざまな精度管理法の普及とともに,それらの限界や問題点も指摘されてきており5),また近年における多項目自動測定機器やコンピュータの普及により多変量解析による精度管理の手法も検討されはじめている.すでに一部の検査機関では関連のある項目,例えば総コレステロールとリン脂質,GOTとGPTなどで,項目比を用いたり6),確率楕円7)やマハラノビスの汎距離を求めたり8),主成分分析を行ったり9)などの多変量精度管理が実施されている.

FANA陽性検体の抗ENA抗体とその血清学的特徴

道林 勉 , 黒川 一郎

pp.792-794

はじめに

 細胞核の構成成分としては,クロマチン由来のDNAやピストンのほかに,核質由来の酸性核蛋白質などの非ピストン核蛋白質があり,後者はホモゲナイズした細胞核から,等張性食塩水で抽出しうる抗原であるので,可溶性核抽出抗原extractable nuclearantigen (ENA)と一般に呼ばれている1〜4).抗ENA抗体は,ENAに対する自己抗体で,特異性の異なる種々の抗体群からなる1,4)

 蛍光抗体間接法によって検出される血中抗核抗体fluorescent antinuclear antibody (FANA)は,必ずしもSLEにきわめて特異性が高いとはいえない5).そこで,FANA陽性被検血清を対象にして,抗ENA抗体およびその抗体価を測定し,SLEとnon-SLE両群の血清学的特徴を検討した結果,抗ENA抗体の動向が,両群において相異することが明らかになったので,その成績を報告する.

質疑応答

臨床化学 TTT,ZTTの用手法と自動機器法との差

S生 , 東海林 治三郎

pp.795-797

 〔問〕TTT, ZTTには用手法と自動機器法とがありどちらも肝機能研究班法に準じているようですが,自動機器法では反応温度が37℃で時間が短縮されているようです.これは何を基にしているのですか.また,この二法における直線性,相関,標準品によるデータの違いはどのようなものか,ご教示ください.

臨床化学 電極を用いた抗体測定法

Q生 , 軽部 征夫

pp.797-799

 〔問〕最近,電極を用いて抗体が測定できるそうですが,どういう原理なのでしょうか.また,それは自動化できるのでしょうか.抗原と抗体とが反応して結合してしまえば,その抗体膜を取り換えなければならず,連続して自動測定はできないと思われますが,どうでしょうか.

臨床化学 GPTのマイナス値,超低値の出現原因は?

稲葉 文夫 , 桑 克彦

pp.799-801

 〔問〕GPT測定時,ルチーン検査で〔—〕表示値や非常に低い値が出現する場合がありますが,この原因をご教示ください.

免疫血清 HBs抗原の半減期はどれくらいか

佐藤 幸一 , 森次 保雄

pp.802

 〔問〕RPHA (富士レビオ)でHBs抗原を測定していますが,急速に抗原価の低下する症例に遭遇しました.

 5月24日20480倍,31日20480倍,6月4日2560倍,8日1280倍,15日320倍,48日160倍,22日80倍,29日40倍,7月6日40倍,13日40倍.

微生物 酵母状真菌の発芽管と仮性菌糸との鑑別法

M生 , 山口 英世

pp.803-805

 〔問〕酵母状真菌の同定に,これまでは市販の同定用キットとコンミールアガーによる培養を行っていましたが,発芽管形成能力の有無がCandida albicansの同定に有用と知り,ヒト血清を用いてその有無を調べるようにしました.しかし,従来行ってきた方法と不一致の例がみられるため,発芽管と仮性菌糸との鑑別が必要ではないかと考えています.酵母状真菌の発芽管形成試験法と同定のポイントについてご教示ください.

検査機器 二波長分析機でのファクターの求めかた

Q生 , 曽根 伸治

pp.805-806

 〔問〕二波長分析機で,モル吸光係数がλ1 410 nm,λ2 800nmにおいて14.6cm2/μmolとありますが,どのようにしてモル吸光係数からファクターを求めるのかをご教示ください.

検査機器 キャリーオーバーの検討法は

Q生 , 下村 弘治 , 水野 映二

pp.807-808

 〔問〕LAシステムでC3を測定,検討中,キャリーオーバーを測定しました.初めに高値検体を10本流した後,低値検体を10本測定しました.結果は,高値検体x=130.5,SD=4.10, CV=4%,低値検体x=22.5, SD=0.6, CV=2.50%で,低値検体の初めが24でした.この場合,キャリーオーバーはあると言えるのか,バラツキの範囲内と考えられるのか,また,キャリーオーバーの検討のしかたについてご教示ください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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増刊号 がんゲノム医療用語事典

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今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
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今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

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今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

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60巻10号(2016年10月発行)

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58巻10号(2014年10月発行)

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今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

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今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

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今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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