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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査31巻8号

1987年08月発行

雑誌目次

今月の主題 酵素結合性免疫グロブリン

カラーグラフ

酵素結合性免疫グロブリン

菅野 剛史

pp.814-816

1.LDHザイモグラムの異型

 LDHアイソザイムのザイモグラムは,LDH1〜LDH 5まで等間隙に分画され,五つの分画を形成するのが通常である.またザイモグラムの各アイソザイムの分画幅もほぼ同じであるのが通常である(図1).

 しかし,日常の分析では,ザイモグラムの異型がよく観察される.酵素結合性免疫グロブリンは,この異型ザイモグラムの中によく観察される(図II).

技術解説

免疫固定法による検出

金光 房江

pp.817-824

 免疫固定法はゲル内沈降反応を利用した方法で,酵素結合性免疫グロブリンの検索に広く利用されている.電気泳動後免疫固定する方法はアイソザイムの電気泳動後,支持体上に直接抗血清を添加して酵素結合性免疫グロブリンと反応させる方法である.複合体の位置と酵素結合性免疫グロブリンの種類が同時に検索できる.抗原抗体反応時拡散させないため,高感度で分解能が高くシャープなバンドが得られる.薄層ゲル濾過後免疫固定する方法は,複合体をゲル濾過し,セルロースアセテート膜に転写して免疫固定する方法である.複合体の大まかな分子サイズと酵素結合性免疫グロブリンの種類が同時に検索できる.

 免疫固定サンドイッチ法は再結合実験法の一つである.抗原酵素を電気泳動した後,複合体よりあらかじめ分離しておいた酵素結合性免疫グロブリンと抗ヒト免疫グロブリン抗体を支持体上で反応させる.洗浄して支持体上に残ったアイソザイムをデンシトメトリーし定量するが,オリゴクローナルな場合にも使用できる利点がある.

アフィニティー電気泳動法による検出

服部 幸夫

pp.825-829

 ポリアクリルアミドゲル電気泳動法は酵素—免疫グロブリンの分離に優れているが,この支持体中に抗血清を少し加えて泳動するだけで,酵素—免疫グロブリンは著しい遅延を起こす.これは酵素に結合した免疫グロブリンに特異的な抗血清を入れた時のみに生じるので,遅延の有無によって免疫グロブリン複合体の存在とそのアイソタイプを決定することができる.電気泳動的制約上,アルカリホスファターゼー免疫グロブリン複合体(ALP-lg)に応用され,ALP-lgG(λ),ALP-lgG(κ,λ)などが同定されうる.手技がやや繁雑で,抗血清の量が少なくない,などの問題はあるが,感度は高く,通常の泳動法では重なるALP-lgG(κ)とALP-lgG(λ)が泳動帯として分離されるなど,興味ある情報を提供してくれる.

免疫混合法による検出

戸沢 辰雄

pp.831-838

 本法の目的は酵素結合性免疫グロブリンの確実な検出である.特長は任意に多重の免疫沈降物を得ることができる,酵素活性の測定を鋭敏な比色法でする,支持体も電気泳動操作も用いずに全反応を試験管内で行うことである.その結果,高感度で客観的な判定ができ,その成績の信頼性は高い.

 本法の検出感度は酵素結合性免疫グロブリンによるアイソザイムanomaly例の全例での検出ができるレベルにある.CKおよびAP結合性免疫グロブリンの検出感度はそのレベルを超えている.本法と免疫電気泳動法の検出成績の差はCKおよびAP結合性免疫グロブリンでは小さく,LDHおよびアミラーゼ結合性免疫グロブリンでは大きい.本法はLDGおよびアミラーゼ結合性免疫グロブリンの検出に特に有用である.

セルロースアセテート膜を用いた解析

堀井 康司

pp.839-844

 セルロースアセテート膜電気泳動法を利用した酵素結合性免疫グロブリンの解析法として免疫電気向流直接法・免疫電気向流脱蛋白法・直角電気泳動法を中心に解析した.これらの方法は他の支持体でも実施可能であるが操作が簡便で検体・抗血清の塗布を自由に行うことができるセルロースアセテート膜電気泳動にもっとも適した方法である,これらの方法に免疫固定法を加えるとほぼすべての酵素結合性免疫グロブリンの検出とその異常像の解析を行うことができるが,症例によりもっとも適した方法を選択することが重要なので具体例をあげて実際の応用についても概説した.

総説

酵素結合性免疫グロブリン

菅野 剛史

pp.845-849

 酸素結合性免疫グロブリンとは,血清中に存在する酵素蛋白を抗原として認識し産生された免疫グロブリンが,血清中において酵素蛋白と結合し高分子酵素として検出されたものの総称である.これらは,検出されたときに,当初は酵素異常と考えられたが,酵素蛋白と結合した免疫グロブリンが検出され,その性質が解析されるに至って,酵素異常ではなく免疫グロブリンの異常と考えられるようになった.しかし,多くの症例が見いだされるにつれ,高分子型の酵素でも必ずしも結合免疫グロブリンの見いだされない例も存在し,その多型も話題となっている.一方,結合免疫グロブリンを自己抗体と考えるか否かでもまだ十分な結論は得られていないし,病態とのかかわりあいでもその一部が明らかにされつつあるに過ぎない.多くの残された課題があるにせよ,この時点まで観察,解析された現象,考えかたをまとめてみる.

主題を語る

酵素結合性免疫グロブリンの不可思議

松橋 直 , 藤田 清貴

pp.850-858

 酵素結合性免疫グロブリンの解析は,検査室を中心に行われ,臨床的意義も解明されつつある.しかし,報告された多くの症例からその本質は十分に解明されたとは言いがたい.共通な現象とみられていたものに多様性がうかがわれる.

検査と疾患—その動きと考え方・125

潰瘍性大腸炎

戸沢 辰雄 , 里見 匡迪 , 山村 誠 , 下山 孝

pp.859-867

 潰瘍性大腸炎(Ulcerative colitis:UC)は潰瘍やびらんが大腸にびまん性に多発する原因不明の連続性炎症性病変である.下痢や血便のために貧血と栄養障害に陥り,時には全身衰弱を来たす難治性疾患である.クローン病(Crohn's disease)も本疾患とともに非特異性炎症性腸疾患(lnflammatory bowel disease;IBD)に属するが,やはり原因不明で下痢,時に血便を発し,慢性・難治性に経過する.両疾患は相似している点が多く,しばしば対比して論じられる.鑑別が難しい症例に遭遇することもあるが,典型例では病理所見も異なっており,本疾患が大腸の粘膜および粘膜下層をびまん性に侵す炎症であるのに対しクローン病は腸管全層に及ぶ肉芽腫性炎症が限局性に大腸ばかりでなく小腸,時には胃・食道にも飛び飛びに存在している.

 本邦の本疾患の第1例は1928年,稲田1)によって報告された.1973年に本疾患は厚生省の難治性特定疾患に指定され,以来約6000名の患者が厚生省の本疾患研究班に登録されている.本疾患は欧米に比し本邦では少ないとされ,発病率は人口10万人当り0.24人,発症年齢は20歳台をピークに若年成人に多く,男女比はほぼ1:1とされている2).近年は若年層,10歳台後半の発症が増加しており,新規に登録される患者数も増加の傾向にあり,綿密な患者調査による実態の把握が急務とされている.

学会印象記 第37回電気泳動学会春季大会

最先端技術とその臨床応用の白熱した討議

武田 和久

pp.830

 電気泳動法を中心とした生体試料の分離,分析の技術を開発し,その臨床応用を図るとともに,臨床の場で生じた問題の解決のためにこれらの技術を用いて検討を行う学術研究の集会で,諸外国に例をみない歴史のある学会である.このような学会の方向付けは,平井秀松学会会長(腫瘤研究所)の長年の学会に対する趣旨に従って出来あがったもので,今回の学会の開催を担当された春季大会会長奥山典生先生(都立大理学部)もその意向を十分生かした内容のものを企画され,たいへん盛り上がった学会となった.

 春季大会は例年通りの会場,野口英世記念会館(東京都新宿区大京町26)で,1987年6月5日,6日の2日にわたって行われた.今回の学会の特徴は,一般演題34,シンポジウム2,主題7演題にポスターワークショップ24題を加えたたいへん盛りだくさんの内容のものであったということである.さらに第2回平井賞を受賞された等電点分画法の創始者であるVesterberg教授が今期の学会で受賞講演をされ,花を添えてくださった.

新しいneuropeptides・2

Peptide Histidine Isoleucine(PHI),Gastrin Releasing Peptide(GRP)

加藤 讓

pp.874-881

Peptide Histidine Isoleucine(PHI)

1.化学

 PHIは27個のアミノ酸基を有するペプチドとしてブタ腸管から最初に単離された1).その後腸管のみでなく神経組織内に広く分布し,おそらく神経伝達物質として作用することが示唆された2〜4).図1に示したように,ヒトPHIはブタPHIと二つのアミノ酸基が異なり,C端にメチオニンを有することからPHMともよばれる.ラットPHIとブタPHIの間には二つのアミノ酸基の相違が認められる.PHIのアミノ酸配列はvasoactive intestinal polypeptide (VIP)に類似しているのみでなく,ヒトならびにラットのいずれにおいてもPHIはVIPと同一の前駆体より合成されることが明らかにされた5,6)

注目される腫瘍マーカー・4

γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(γGTP)

谷口 直之 , 宮沢 伸子 , 桝谷 誠三 , 松田 幸彦 , 杉山 俊博 , 木下 憲明

pp.883-888

 腫瘍マーカーとして知られているものの多くが,糖蛋白質や糖脂質であることと相まって,糖鎖の腫瘍マーカーとしての意義が重要視されてきた1,2).糖鎖を持つ糖脂質,糖蛋白質の中で,糖脂質は①糖鎖構造が比較的単純であること,②疎水性のセラミドが結合していること,③糖鎖がハプテンとして抗原性を強く持つなどの理由で,モノクローン抗体やポリクローン抗体が作製しやすい.したがってそのエピトープの解析も容易であり,よく解析されている.一方,糖蛋白質性の腫瘍マーカーの場合には糖鎖構造が複雑であり糖鎖が不均一であることも手伝って解析が困難である.また,抗原性は蛋白質部分に強い.特にアスパラギン結合糖鎖の抗原性は弱いため,糖鎖を認識する抗体は作製しにくい.

 γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(γGTP)は,典型的なアスパラギン結合糖鎖を持っている.したがってポリクローン抗体やモノクローン抗体を作製しても,いずれも蛋白質側に対する抗体ができることが普通である.したがってモノクローン抗体を作製する場合でも,糖鎖を認識する抗体を得るには,かなりの創意くふうが必要である.本稿では,γGTPのモノクローン抗体を作製するにあたり,スクリーニング法をくふうして糖鎖に対する抗体を作製した例と,免疫する抗原をくふうして糖鎖に対する抗体を作製した二つの例を紹介する.

研究

甲状腺腫瘍におけるサイログロブリンの免疫組織化学的検討

衣笠 松男 , 金岡 明博 , 黒木 登美子 , 三宅 秀一 , 鷹巣 晃昌 , 新保 慎一郎 , 大月 均

pp.889-892

はじめに

 サイログロブリン(TG)はTSHの刺激作用のもとに甲状腺濾胞上皮で生成,分泌される分子量約66万の糖蛋白で,トリヨードサイロニン(T3),サイロキシン(T4)と結合して濾胞腔内に貯蔵されている.

 甲状腺疾患における免疫学的なTGの証明は,臨床病理学的に有益である.また,血中TG測定は,腫瘍の検索や治療後の経過観察にも用いられ,甲状腺腫瘍マーカーの一つとして有用とされている.

3種のXIII因子測定法の比較検討

秋山 淑子 , 佐藤 美知子 , 中原 一彦 , 山中 學

pp.893-896

 血漿XIII因子は血液凝固の最終段階で働く分子量320 000の糖蛋白で2個のa鎖と2個のb鎖とからなる4量体(a2b2)として存在しトロンビンにより活性化され中間体(a'2b'2)となり,Ca2+の存在下にa'2とb'2に解離する.このa'2がトランスグルタミナーゼ活性を持つXIIIaであり,欠損症では創傷治癒不全,深部出血などの出血症状を呈し,後天的には,DIC,重症肝障害,悪性腫瘍,大手術後などで低下する.XIII因子の低下した症例については近年血漿XIII因子製剤による治療1〜3)が行われるようになったが,その保険診療における適応条件としてXIII因子量が正常の70%以下の症例に限られている4).XIII因子の測定法には種々の方法5〜6)があり,最近ではラテックス法7)が用いられるようになってXIII因子の測定はいっそう簡便になった.しかし測定方法によって成績の解離がみられることが多く,われわれは正常値の設定を目的として各種測定法のうち比較的簡便な抗原活性を測定するラテックス法と中和抗体法8)および酵素活性を測定するモノダンシルカダベリン(MDC)取り込みゲル濾過法9)を選んで健常成人,各種疾患患者血漿について測定し,各種測定法による測定値の比較を行い,測定値の差異の原因を明かにした.

資料

老人斑染色法としてのBodian法の改良について

羽賀 千恵 , 近藤 ひろみ , 鬼頭 つやこ , 松下 正明

pp.897-901

はじめに

 神経線維や神経原線維を染めるBodian法1〜4)は,神経病理学における鍍銀法として広く用いられ,精神神経疾患の病理診断に欠かせない染色法の一つである.

 一方,Alzheimer病や老年痴呆における主な所見の一つである老人斑は,アミロイドの周辺に変性した神経細胞の突起,軸索,グリア突起などが集まって生じてくる構造物であり,嗜銀性を有しており,Bodian法によっても染め出しうると考えられている.しかし,同じく主要な所見の一つである神経原線維変化は,Bodian法によってきわめて鮮明に染め出されるものの,老人斑の染色性に関しては実際は不十分であることが多い.

私のくふう

電顕における硬化ブロックの脱樹脂—再包埋法

引野 利明 , 福田 利夫 , 町並 陸生

pp.902

 超薄切片作製用のエポキシ樹脂硬化ブロックはつねに薄切が容易であるとは限らない.

 技術上の問題もあるが硬化物が軟かすぎたり,硬すぎたりしていつでも良い切片を得ることは困難である.殊に固定や脱水が悪い場合,樹脂の浸透も悪く,緻密な構造を持つ硬組織などではほとんど薄切が不可能な場合も生ずる.こういった場合,再度やり直すための未包埋の同一材料が残っていれば良いが,無い場合にはダイヤモンドナイフを用いてなんとか切片の一部でも良いから得られるよう努力する必要がある.

質疑応答

臨床化学 HDL-Cの異常高値と飲酒量

山田 友理子 , 板倉 弘重

pp.905-908

 〔問〕飲酒によってHDL-Cは高値を示すといわれていますが,その詳細をご教示ください.以前より肝機能管理下にあった患者が,特に飲酒量が増えてきたらしく,HDL-Cが215mg/dlと異常高値を示しました.諸データは次の通りです.

輸血 薬剤に惹起されるCoombs試験での自己対照陽性の機序

T生 , 松橋 直

pp.908-909

 〔問〕交差試験において,Coombs試験で患者の自己対照に陽性を示す原因として,薬剤により惹起されたものとされる例が増加しています.薬剤による発現機序,抗薬剤抗体の検出法と意義,および輸血時選択すべき適合血と副作用の有無についてご教示ください.

輸血 同定不能患者の輸血への対処は

村田 千恵 , 平野 武道

pp.909-912

 〔問〕次の症例につき,①結果の解釈,②今後の検査の進めかた,③輸血する場合の対処のしかた,をご教示ください.

 〔症例〕82歳,女性,輸血歴不明.

免疫血清 CRPの定性と定量の違いは?

河合 忠 , 堀 雪子

pp.912

 〔問〕当施設では,CRPの定量を検討しているのですが,現在のところラテックス凝集スライド法による定性しか行っていません.定量を検討しているうちに,リウマトイド因子の影響でしょうか,スライド法では強い凝集でしたがニッスイのN—イムノCRPで(—)となる検体が出てきました.この結果はどう報告すればよいのでしょうか.CRP定量の必要性についても解説してください.

免疫血清 HBs陽性者の追跡調査にあたって

川崎 百合子 , 吉澤 浩司

pp.913-914

 〔問〕人間ドック検査でHBs抗原陽性と判定された人の家族を含めた追跡調査を実施しています.次の点についてご教示ください.

 ①HBVキャリアの家族で,肝機能正常,HBs抗体がPHAで(—),EIAで(+),HBc抗体が原血清で90〜100インヒビション%,200倍希釈で0〜10インヒビション%の例がたまにあり,不顕性感染と判断しています.不顕性感染では肝機能はまったく異常を示しませんか.②HBs抗体(—),HBc抗体(+)(低力価)は既往感染者と考えますが,こういう人の再感染の場合,中和抗体であるS抗体が速やかに産生され発症しないと考えてよいでしょうか.③急性感染例で,HBs抗体の陰性化を経験しますが,HBc抗体も陰性化しますか.そういう例を経験しましたが.

一般検査 尿中塩類の析出による白濁

野村 康博 , 今井 宣子

pp.914-915

 〔問〕標記の原因として炭酸塩またはリン酸塩との記載がありましたが(本誌,31巻3号),放置尿や冷却尿以外の生体由来の原因,あるいは病気との関係の有無についてご教示ください.具体例として,①午前中認められて午後に消失したり,②長時間継続したりする場合があり,①②とも新鮮尿でpH7〜8,いずれも酢酸添加により白濁はなくなり澄明になったことを確認しております.

診断学 lnseminin-Test

O生 , 峰 三夫

pp.915-917

 〔問〕Inseminin-Testとはどのような検査法であるのか,その原理,用法,成績,臨床的意義についてご教示ください.

その他 Rl検査と届出法令

K.H. , 佐藤 乙一

pp.917-918

 〔問〕当施設ではRI検査にインスリンT3,T4(いずれも0.1μci以下)の放射性医薬品を使用してきましたが,これが医療法施行規則29条第2項に規定された届出を必要とするものか,また使用を中止(約2年間)している場合,廃止の届出(診療用放射性同位元素廃止届)に該当しその義務があるのか,ご教示ください.また,関係する法令をお教えください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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