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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻1号

1988年01月発行

研究

墨汁法とクリスタル紫による染色法を組み合わせた細菌莢膜の簡便な検出法

著者: 荒井美子1 関啓子1 生貝初1 瀧慶治2 北村富士子1 益田昭吾1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学第二細菌学教室 2

ページ範囲:P.88 - P.90

文献概要

 墨汁法で莢膜の境界を明確にし,続いて菌体をクリスタル紫で染色することによって簡便に,細菌の保有する莢膜を肺炎球菌,肺炎桿菌に関して証明する方法を検討した.Hissの莢膜染色法に比べて,その手技が簡単なことや使用する試薬の準備に特別の手間が必要でないことなどから,ここに紹介した莢膜証明法は臨床検査において実用性があると考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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