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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻10号

1988年10月発行

文献概要

今月の主題 周産期の臨床検査 新生児の病気と検査

出血性疾患

著者: 白幡聡1

所属機関: 1産業医科大学小児科学教室

ページ範囲:P.1065 - P.1072

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 血液は向血栓作用(止血作用)と抗血栓作用を状況に応じて巧みに使い分けることを要求される.そのため生体には多くの凝固因子,凝固阻止因子,線溶因子,線溶阻止因子,血小板活性化因子,血小板活性化阻止因子が存在しているが,新生児は止血系と抗血栓系に関与するさまざまな因子の不足あるいは機能の未熟性のため,出血傾向と血栓傾向のいずれをもきたしやすい.本稿では新生児期を念頭におき,検査法の選択と出血性疾患における検査の進めかたを述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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