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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻10号

1988年10月発行

文献概要

高速液体クロマトグラフィー・4

蛋白質およびペプチドの分析

著者: 加藤弘眞1 吉岡正則2

所属機関: 1三菱化成分析物性研究所 2摂南大学薬学部衛生薬学科

ページ範囲:P.1132 - P.1141

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 高性能液体クロマトグラフィーは,今や,多くの分野でなくてはならない分離分析手法となった.装置面では,脈流がなくかつ高精度な流量制御が可能な送液ポンプなどの開発が行われ,またカラム充填剤の面では,製法の改良により均一な粒径のものが作られたり,新しい基材による新規充填剤が盛んに開発されている.両者の進歩がいろいろな分野における研究の遂行に寄与している.本稿では,蛋白質などの生体高分子用のカラム充填剤を中心にしてその現状を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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