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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻10号

1988年10月発行

研究

ヒト末梢血単球分離法における付着剥離法と高張食塩水法の比較検討

著者: 吉永泰彦1 西谷皓次1 山村昌弘1 波多野誠1 川端芙紀子1 渡辺忠寿1 鈴木信也1 太田善介1

所属機関: 1岡山大学医学部第三内科

ページ範囲:P.1151 - P.1154

文献概要

 高張食塩水を用いたヒト末梢血単球分離法と,従来使用されていた付着剥離法の両方で分離された細胞の回収率,生存率,エステラーゼ染色,Fc—,C3—受容体,アクセサリー機能,IL—1産生能について比較検討した.高張食塩水法は操作に要する時間面,回収率に優れ,IL−1産生能において後者より比較的低値を示したが,他の機能においては付着剥離法と差異を認めなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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