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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査32巻2号

1988年02月発行

雑誌目次

今月の主題 炎症マーカーとその臨床的意義

カラーグラフ

局所炎症反応の病理形態

町並 陸生 , , , ,

pp.114-116

 局所炎症反応の病理形態は多彩である.局所の組織が傷害を受けてから,数時間から数日にわたって,そこに生じる変化は急性炎症と呼ばれ,血管内から血管外に出てくる物質あるいは細胞や,そこに生ずる形態像によって種々の名前がつけられてている.漿液性炎,線維素性炎,化膿性炎,カタル性炎,偽膜性炎,潰瘍,その他がある.

 最初の傷害が加わってから数週間あるいは数か月にわたって炎症が続く場合が慢性炎症で,急性炎症が慢性炎症に移行する場合と,最初から慢性炎症として認識される場合とがある.慢性炎症に共通している点は,浸出液よりも線維化がめだち,好中球,好酸球,マクロファージ,類上皮細胞,巨細胞,リンパ球,形質細胞,線維芽細胞などの種々の細胞のみられることである.これらの細胞にはそれぞれに特有の形態と機能のあることが知られている.また,慢性炎症には結核のような特異な肉芽腫を形成するものがある.

巻頭言

炎症マーカー

河合 忠

pp.117

 炎症は臨床的にもっともしばしば遭遇する病態であり,古くから局所炎症反応の五大徴候が知られているが,病理形態学的にも生化学的にもきわめて複雑な変化を伴う.炎症反応は組織破壊に対する一連の生体防御反応であって,広汎な病巣がある場合にはいろいろな程度に全身反応が表れる.炎症病巣が体表面に限局している場合には肉眼的ならびに理学的所見から,炎症の存在や炎症の広がりをかなり的確に知ることができる.しかし,多くの場合,炎症病巣は肉眼的に観察しえない体内に起こるので,その存在や重症度を的確に把握するための情報が必要である.そのために臨床的に使われるのが炎症マーカーの検査なのである.

 炎症マーカーは決して炎症の病因を知るのに役だつものではなく,炎症の有無やその程度を推定するのに役だつもので,病気の経過観察にも不可欠なものである.炎症の病因を知るためには,さらにいろいろな検査が必要である.その意味では,本号でとり上げたいろいろな炎症マーカーは,病名の診断に対しては非特異的検査といってよい.

総説

炎症マーカーの臨床検査

河合 忠

pp.118-121

はじめに

 炎症というのは,われわれがもっとも頻繁に遭遇する病態であって,生体の細胞や組織の傷害に対する一連の生体防御反応である.炎症は,その反応が局所にとどまる場合と全身に及ぶ場合とがある.

 すでに2000年前に,炎症の局所的徴候として発赤,熱感,疼痛,腫脹および機能障害の5つが挙げられており,形態学的には細胞の変性・壊死,血管反応,炎症細胞の浸潤などがみられ,生化学的にも複雑な変化が生ずることはよく知られている.しかし,生体の反応は炎症局所のみに限定されるほど単純のものではなく,炎症を惹き起こす刺激の質または強さに応じて全身的な反応を起こし,その全身反応が再び炎症局所に反映され,さらにそれが互いに複雑に影響しあっている.

技術解説

CRPの微量測定法と問題点

山岸 安子 , 妹尾 よしみ , 佐々木 勝一 , 河合 忠

pp.122-129

 CRPの測定は急性相反応物質の代表的な血漿蛋白成分であることから古くから臨床検査に用いられていたが,近年,免疫血清検査法の進歩に伴って従来の定性法から定量法へと変遷しつつある.

 CRPの定量法は初めレーザーネフェロメトリーが用いられたが,測定値がmg単位の測定であることや,CRP測定上のいくつかの問題点も指摘され,現在では,もっと高感度で健常値からごく早期の増加まで測定できるCRP微量定量法が注目されてきた.

シアル酸測定法と精度管理

臼井 敏明

pp.130-134

 血清シアル酸は炎症,および悪性腫瘍の進行状態を量的によく表す指標として,最近広く臨床的に用いられるようになった.この物質の測定は現在では酵素的に測定されるが,その方法は日本で開発された手法であり,特に比色測定法は臨床検査技師の手によって開発され,それが広く世界に普及したわが国の誇るべき技術である.シアル酸は血清中に蛋白や脂肪との複合体として存在する.測定試薬はキット化され,簡単に測定できるように思われるが,その原理を十分に理解したうえで測定する必要がある.特に標準物質や内在性ピルビン酸の影響について注意を払うことがたいせつである.

顆粒球エラスターゼ測定法と意義

黒川 一郎 , 道林 勉

pp.135-140

 顆粒球(すなわち好中球)エラスターゼ(以下PMN—エラスターゼ)は近年炎症反応のマーカーとして注目をあびている1).本文ではエラスターゼおよびPMNエラスターゼの概略,測定法,臨床的意義などについて近年の諸知見を参照して述べてみたい.

病態解説

局所炎症反応の病理形態

町並 陸生

pp.141-145

 炎症性変化の基本的な現象は,組織が傷害を受けたために,血管内にある液体成分や細胞成分が血管外へ出てくることで,そのために種々の変化が組織に生じる.炎症は一般的には傷害を受けてからの時間的経過の長短によって急性炎症と慢性炎症に分けられている.局所組織に起こる種々の変化を媒介する化学物質(chemical mediators)が多数知られており,また,炎症巣に出現する種々の細胞についても,それぞれに特有の機能のあることが明らかとなってきている.急性炎症が慢性炎症に移行することがあるし,一方,初めから慢性炎症としてしか認識できないこともある.このような炎症性変化を裏づける病理組織学的変化は多彩であるが,それらの変化を概観してまとめてみたいと思う.

局所炎症反応の生化学

鹿取 信

pp.146-153

 「発赤,熱感,腫脹,疼痛」という急性炎症の4主徴はすべて微小循環レベルで起こり,それぞれ細動脈拡張,細静脈からの血漿蛋白滲出,痛覚受容器の刺激で説明できる.これに多核白血球血管外游走も加わる.個々の細胞反応は炎症巣で生成遊離される種々のメデイエーターによってよく説明できる.すなわちプロスタグランジン(PG) E2,PGI2により細動脈拡張をブラジキニン,ヒスタミン,PGE2によって血漿滲出を,ブラジキニンとPGにより発痛を,ロイコトリエンB4と補体C5aにより多核白血球浸潤を説明でき,実際炎症巣でこれらの物質が生成遊離されこれらの反応を起こしている.肉芽形成にはサイトカイン,細胞増殖因子が関与すると思われる.このように炎症反応のすべては,物質で説明される時代となった.

白血球増加—炎症を中心に

荒木 葉子 , 池田 康夫

pp.155-159

 白血球はさまざまな原因で量的質的変化をおこし疾患の診断,予後の重要な指標となる.白血球増多は,産生,骨髄と末梢血プール間の移動,組織での消費,のバランスの変化によってひきおこされる.代表的な疾患としては,感染症,薬物,炎症,腫瘍,骨髄増殖性疾患などがあげられる.産生に関しては各種のコロニー形成刺激因子が見いだされ,刺激により活性化された単球やリンパ球から出されるインターロイキンなどによって,微妙に調節されていることがわかってきた.また,末梢血の循環プール,辺縁プール,組織間の移動にも,インターフェロン,腫瘍壊死因子,ロイコトリエン,補体因子などが複雑にかかわりあっている.粘着に必要な膜成分も明らかとなった.

 好酸球増多症は寄生虫疾患,アレルギー疾患によくみられ,産生,プール間の移動には,好中球とは異なる機構が関係している.

急性期蛋白と炎症

右田 俊介

pp.160-166

 炎症から急性期蛋白までの筋道はしだいに解明されて,異物を貪食したマクロフアージから放出される3種のサイトカイン,インターロイキン1,6,TNFαが血行性に肝に到達して,細胞内伝達機構を介して,肝細胞の遺伝子で急性期蛋白に共通性のあるenhancerに働いて,mRNAへの転写に影響し,これによって急性期蛋白の生合成が制御される.制御には正の制御と負の制御があって,現在ではヒトの急性期蛋白は,アルブミンを含めて20種を超える.3種の因子と20種の遺伝子の組み合わせではさまざまなパターンが予想されるが,3種の因子を含めたサイトカインのネットワークにより,比較的一定に急性期蛋白は変動すると,現在では捉えられている.しかし今後解析を進めれば,急性期蛋白像から,生体に加わった刺激の種類,生体の反応像を逆に解明することが可能になるかもしれない.3種のサイトカインによる分子病理の現況についてここでは述べた.

アミロイド蛋白と炎症—SAA蛋白を中心に

山田 俊幸 , 下条 文武 , 屋形 稔

pp.167-172

 全身性アミロイドーシスのうち,慢性炎症性疾患に続発するいわゆるAAタイプでは,組織に沈着する蛋白はAA蛋白である.血中でのAA蛋白の前駆体と考えられているSAAは,主にHDL分画にアポリポ蛋白として存在する.SAAは炎症疾患の活動期にはCRPを始めとするこれまでの急性期蛋白に比べ,より鋭敏な変動を示し,新しい炎症マーカーとして注目される.本稿ではSAAの蛋白としての基礎的側面に触れた後,SAA測定の臨床的意義について概述した.

CRP微量測定の臨床的意義

大谷 英樹

pp.173-177

 CRP微量測定法としてラテックス免疫定量法(latex photometric immunoassay),エンザイムイムノアッセイ,ラジオイムノアッセイなどが用いられるが,前2法が日常検査法として普及してきている.

 毛細管沈降法や免疫比濁法などの従来法では測定感度が劣るため,いわゆる水面下のCRP異常低値を捉えることは不可能であり,CRP低濃度域の異常高値への変動や正常値へ復する過程を明らかにするためには上述のCRP微量定量法を用いなければならない.特に新生児感染症の早期診断の指標,抗生物質投与期間の決定などに有用な情報を提供する.

シアル酸測定の臨床的意義

上田 智

pp.178-180

 シアル酸(sialic acid)はノイラミン酸(neuraminic acid;水酸基,カルボニル基およびアミノ基を有するC原子9個のカルボン酸)の1群(約10種)のアセチル誘導体をまとめてあらわす名称である.この酸は唾液腺のムチンから抽出されたので唾液(saliva)を語源にしてsialicacidと呼ばれている.Ehrlichのアルデヒド試薬(ウロビリノーゲン検出用)で赤紫色を呈する.糖蛋白(glycoprotein)や糖脂質(glycolipid)の糖鎖の末端に存在し,カルボキシル基を遊離させている.そのためにこれらの物質に陰性荷電を与える.

 酵素シアリダーゼにより糖蛋白や糖脂質からシアル酸は遊離する.

気管支分泌液中の炎症マーカー

北村 諭 , 岩永 知秋 , 倉富 雄四郎 , 小川 研一 , 松岡 緑郎

pp.181-188

 正常人の気管支は1日で約100mlの分泌液を産生する.炎症やアレルギーのような病的状態では,この分泌液の量が増加するが,その機序はまだ十分には解明されていない.気管支分泌液中の炎症マーカーの測定には喀痰を用いることもあるが,喀痰の場合,唾液などが混入し定量上で問題がある.したがって,通常は気管支ファイバースコピー下に気管支肺胞洗浄液(BALF)を採取して,その液性成分を測定する.今回は,TPA (tissue polypeptide antigen),CEA,ロイコトリエン,ヒスタミン,セロトニン,キニン,プロスタグランジンE2(PGE2),PGF2α,6—keto PGF1α,トロンボキサンB2(TXB2)などを測定し,その病態生理学的機序についても言及した.

生物電気化学分析法・2

生物電気化学分析の手法の基礎

菅原 正雄

pp.190-197

はじめに

 溶液中のイオン,分子を検知するためのさまざまな電気化学的計測デバイスがある.例えば,in vivoおよびin vitroでの生体関連物質のモニタリングのためのミクロ電極やイオン選択性電極,半導体センサ,さらに基質特異性を示す酵素および免疫センサのようなバイオセンサである.また,液体クロマトグラフィーの電気化学検出器(ECD)もその一つである.これらのデバイスを駆動するために,電気化学分析法のさまざまな手法が用いられている.ここではそれらの手法の基礎を概説する.

研究

急性リンパ性白血病患者血清中のL-アスパラギナーゼ特異IgE抗体測定法とその臨床的意義

土屋 純 , 佐藤 久美子 , 小河原 はつ江 , 原 文子 , 村上 博和

pp.205-208

 酵素抗体法による血清中のL-アスパラギナーゼ特異IgE抗体の測定に関する基礎的検討を行い,簡便かつ迅速な測定法を確立した.

 本法を用いて,L-アスパラギナーゼの投与を受けた急性リンパ性白血病15症例の血清特異IgE抗体量を測定し,皮内反応の結果と対比した.15例中4例は特異IgE抗体量は高値を示し,うち3例は皮内反応は強陽性であった.特異IgE抗体量とアナフィラキシーショックを惹起するレベルとの関係を明らかにすることが今後の課題であり,本法の臨床応用が望まれる.

資料

PHA法を用いたHSV抗体測定キットの検討

石井 明彦 , 渡久地 政茂 , 菱本 恒温 , 井唯 信友

pp.209-212

はじめに

 単純ヘルペスウイルス(HSV)は,水痘帯状疱疹ウイルス(VZV),サイトメガロウイルス(CMV),Epstein-Barr Virus(EBV)などとともに,ヘルペスウイルス群に属するDNAウイルスで,抗原的に一部異なる1型と2型が存在する.1型は生後半年から20歳ぐらいまでの間に,大多数の人に初感染を起こし,小児の場合には大部分が不顕性,もしくは軽症である.これに対し2型は,それ以降の年齢層に主として性交によって伝染する.両型とも1〜数回の感染後,ウイルスは三叉神経や,その他の神経節に潜伏感染を起こし,体調の乱れなどに伴ってその神経支配域の皮膚,粘膜に回帰性疱疹を起こす1)

 近年,生活環境の向上に伴い,HSV 1型の初感染年齢が乳幼児期から成人期へと移行してきている2,3).このため成人の初感染,さらには無抗体女性の妊娠,出産が増加し,移行抗体を持たない新生児の全身性HSV感染症が問題となっている4)

質疑応答

臨床化学 容積置換とは

Q生 , 高原 喜八郎

pp.213-215

 〔問〕Na,K,CIを測定する場合,アルブミン,脂質などの影響を考えていろいろの測定法で相関をとるのに容積置換の問題があるといわれますが,この容積置換について詳しくお教えください.

臨床化学 ポンソー色素の種類と染色上の注意点

T生 , 芝 紀代子

pp.215-216

 〔問〕セルロースアセテート膜電気泳動法に使うポンソー色素の種類と,染色法における注意点をご教示ください.

免疫血清 EIAの標識酵素とターンオーバーナンバー

S夫 , 上田 国寛

pp.216-218

 〔問〕酵素免疫測定法(EIA)では標識酵素としてβ—D—ガラクトシダーゼが用いられ,このとき"ターンオーバーが大"といわれています.ターンオーバーとはどういうことか,ターンオーバーが大だとなぜEIAに適するのか,また,標識酵素としてβ—D—ガラクトシダーゼがペルオキシダーゼやアルカリホスファターゼよりもすぐれている理由などをご教示ください.

免疫血清 補体の活性化と溶血

T子 , 田村 昇

pp.218-220

 〔問〕血清補体価測定で,赤血球に抗体を感作しておきそこに補体を加えると,補体が活性化されて赤血球が溶血します.補体が活性化(C5〜C9が細胞膜に付着)するとなぜ溶血するのか,また赤血球のどこにアタックして溶血するのか,ご教示ください.

臨床生理 ホルター心電図の解析レポート

沢田 睦代 , 谷川 直

pp.220-222

 〔問〕当検査室では,ホルター心電図の解析にPathfinder3(Reynolds Medical社)を用いていますが,変行伝導を伴った心房性期外収縮と心室性の期外収縮の混在する症例の場合,時系列データ,解析者のコメントを含めてどのような解析レポートを作成したらよいかご教示ください.

一般検査 尿のpHと析出塩

K子 , 木庭 敏和 , 伊藤 機一

pp.222-223

 〔問〕教科書では,酸性尿で析出する塩として尿酸など,アルカリ尿で析出する塩としてリン酸塩などがあげられていますが,pH 7.0以上のものを尿酸,以下のものをリン酸塩と考えてよいのでしょうか.また,形に特徴のあるものはよいのですが,無晶性の塩の場合,どのように判断したらよいのでしょうか.さらに,処理液としてグメリンや酢酸を使った場合,円柱などは消えてしまうのですか,その他の細胞はどのような変化をきたすのですか,ご教示ください.

一般検査 尿沈渣におけるリン酸塩の消去法

IM生 , 今井 宣子

pp.223-224

 [問]尿沈渣において,塩類の析出で沈渣が見えにくい場合,尿酸塩などは生食水で洗うことによってある程度消えますが,リン酸塩(アルカリ尿)の場合,沈渣の他の成分を変形しないで消せる方法があればご教示ください.

一般検査 白血球と移行上皮の違い

Q生 , 池田 とみ子 , 伊藤 機一

pp.224-225

 [問]尿沈渣で,移行上皮のうち白血球によく似たものがあります.両者の違いと,区別のしかたをご教示ください.

雑件 空中花粉の判別と飛散量の測定

島崎 浩美 , 露口 泉夫

pp.225-226

 〔問〕近年アレルギー疾患が注目を集め,当院でも飛散量の測定を行っています.しかし,花粉の種類が多く,有名なスギ・ブタクサの花粉は判別できるのですが,判別できないものは「その他」として片づけている毎日です.実物は採取して検鏡するにも,植物の名前と実物が一致しないのが実状です.専門的なカラーアトラスもないとのことですが,何か適した資料あるいは対応のしかたをご教示ください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
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64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

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64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
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62巻12号(2018年12月発行)

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増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

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増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

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59巻4号(2015年4月発行)

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今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

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今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

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今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
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58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

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今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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