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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査32巻3号

1988年03月発行

雑誌目次

今月の主題 迅速検査;現状と今後の動向

巻頭言

迅速検査と今後の医療

大久保 昭行

pp.233

 検査法が発達したおかげで,医療も科学的根拠に基づいて行えるようになった.しかし,作業効率の面から機器の開発が行われてきたため,集中的に検査を行うのに適した検査機器がまず開発された.検査技師の誕生,測定法の進歩,検査機器の発達によって,検査効率は良くなり,検査の信頼性も高まり,検査費用も安くなってきた.その半面,医師が診療する際,そのときの患者のデータを知ることがかえって困難となる場合もみられるようになった.

 救急患者はいうまでもなく,あらゆる病者は適切で迅速な治療を求めている.急性疾患患者を診療するときに,リアルタイムに検査データを得られないとしたら,適切な治療は期待し難い.検査データが治療に役だつことが明らかになればなるほど,リアルタイムの検査が望まれるようになる.慢性疾患では,症状が変わらなくても病態に変化が起こっている場合がまれではない.そのために患者の受診回数が増えるとしたら,その費用は当然検査費用である.直接費用だけでなく,診察のために医師と患者の時間が失われ,患者の生活の質が損われる.医療の質を高めようとすれば,緊急検査と通常検査のほかに,リアルタイム(2時間以内)に検査データが利用できるような検査システムが必要となる.診療所や病院では,このようなリアルタイムに検査データを出せる迅速検査システムの構築が大きな課題となっている.

検査機器・キットの進歩

生理学的検査

小沢 友紀雄 , 谷川 直 , 赤柴 恒人 , 小原 甲子

pp.234-244

 生理機能検査は循環器系,呼吸器系,脳神経系などいずれの領域においても,検査自体が生体から直接的に記録されるものが多いので,ある意味ではすべて迅速性のある検査ということになる.ここで問題となるのは,いかに正確に,迅速に生体から信号を取り出し,記録し,分析し,結果を出すかであろう.そのような意味で,これらのプロセスをコンピュータにより自動化できるものに心電図や呼吸機能検査・脳波などの検査がある.一方では,従来は観血的に行われていたガス分析も,経皮的酸素分圧・炭酸ガス分圧測定装置などが開発されるようになった.今後ますます非観血的に種々な生理学的信号を取り出し,分析し,診断まで下す方向で,センサーやコンピュータの利用が発展していくものと思われる.

血液学的検査

遠藤 武 , 雨宮 憲彦 , 久米 章司

pp.245-252

 血液学的検査の迅速化は科学技術の進歩に負うところが多い.それは自動化による精度の向上と省力化である.血液検査室では,日常の業務のほとんどを費していた末梢血液の血球計数が自動血球計数装置の普及によって大きく様変わりした.現在でも血球計数が血液検査室の業務の主流であることには変わりないが,自動血球計数装置の進歩は膨大にふくれあがった検査のニーズに答える力となり,さらに,微量検体で多くの情報を入手できる多項目自動血球計数装置の開発が進んでいる.検査室にとっては,多数検体を効率よく処理し,検査データを迅速に臨床側に報告することが使命であるが,自動化による省力化のみでは必ずしも結果報告の迅速化へと結びつかず,この目的のためには,自動機器とコンピュータが一体となったシステム化が必要である.

 本稿では,日常検査として利用されている検査機器の進歩の歴史を振り返りながら,結果報告の迅速化への方向として,自動機器とそれらをつなぐコンピュータシステムによる情報処理の現状を述べ,将来展望を模索する.

輸血検査

平野 武道 , 半田 誠 , 池田 康夫

pp.253-257

 輸血検査は,血液型判定,交差試験,クームス試験のほか,種々の血球の抗原・抗体の検索,さらにはB型肝炎,AIDS,成人T細胞型白血病などの輸血感染症のスクリーニング検査など非常に多岐にわたっている.輸血検査は,検査の性格上,自動化,迅速化への対応が他の臨床検査と比べて遅れていたが,近年その方向へ大きく前進しつつある.ここでは,血液型自動判定機についてふれた後,輸血感染症のスクリーニング検査の最近の進歩について詳述した.

免疫血清検査—血漿蛋白のnon-isotopic immunoassay

西田 陽 , 大谷 英樹

pp.258-263

 免疫血清検査室は,比較的のんびりとマイペースで仕事のできる所であったが,最近のnon-isotopic immunoassayの発達で化学検査室と同様,至急だ,緊急だと時間単位での報告が要求されるようになっている.もはや,検査室の手順効率だけで議論をすることはナンセンスであり,医療の原点に戻り,患者を中心とした迅速性を考え,検査室の効率,診療の効率を守りながら新しい方向性を模索しなければならない状況にきている.本稿では,とくに迅速性を要求される急性相反応蛋白のCRPを中心に現状の測定法をあげ,今後への展望を試みた.

生化学検査—血液

中 恵一

pp.264-269

 迅速検査に関与する検査機器・キットの進歩は,初期にはそれ自体が臨床検査の進歩であった.臨床検査が独立し,体系づけられはじめると,それにかかわるあらゆる資源の中央化が促進され,その過程における迅速検査はつねに大量処理指向にある中心とは別の核をもつため,二点の重心に一本の軸をつけたコマのように全体の円滑な運営を悩ませるものとなつた.この悩みを解決するため,関連技術,関連学問の発達を貪欲に取り入れたものが,進歩の足跡上に並んでいる.今日から明日へと続く迅速検査を支えるものとして,次のような点があげられる.①調整不要のカートリッジや試験片などの利用による操作の画一化と簡便化.②電子工学,機械工学の発達による装置の小型・軽量化とメインテナンスからの解放.③戦略的思考による検査項目の選択と関連する検査との立体的体系での検査計画.これを支える知識ベースと通信網の発達.

生化学検査—尿

猪狩 淳

pp.270-276

 尿生化学検査の迅速検査法は尿試験紙法であろう.わが国でも,医療における臨床検査や健康スクリーニング検査として幅広く利用され,その普及率は目をみはるものがある.今後も広く利用され続けることは明らかである.しかも検査項目も増え,単一項目だけでなく多項目同時検査用試験紙へと変化している.本法は操作手技がきわめて簡単であるために,安易な気持で検査が実施される傾向があることは否めない.しかも,使用解説書に忠実に実施しないと正しい結果が得られない.また,薬尿や濃厚着色尿により反応が妨害されること,偽陽性・偽陰性が生じやすいこと,メーカーにより反応原理,試薬組成,感度,特異性が異なることなどの問題点がある.科用者は,これらの点を念頭において実施しなければならない.尿自動分析装置は検査精度の向上,検査室の省力化をもたらしたが,検査の迅速性の点ではまた問題が残る.

微生物検査

浅利 誠志 , 本田 武司

pp.277-282

 生体中に存在する成分そのものを測定する生化学検査や血液検査と異なり,微生物検査では,発育・増殖に時間を要する微生物を検査対象とするため,その迅速な検出には種々のくふうが必要である.微生物検査迅速化の一つの方向は,微生物の増殖をいかに早く検出するかをくふうすることで,アイソトープ(14C)や酵素(luciferase)を用いるくふうなどがなされ測定機器の開発が行われている.もう一つの方向は,検体中の微生物を増殖させずにそのまま検出する方法をくふうすることで,モノクローナル抗体を用いたELISAやラテックス凝集反応などで各微生物に特異な抗原を検出したり,DNAプローブを用いて検体中に存在する微生物の遺伝子を検出したりする方法が一部実用化されている.

 現在,微生物検査のための各種の自動機器の開発が行われているが,迅速性,経済性,効率性などで必ずしも満足のゆくものとはなっていず,今後の一層の進展が望まれる.

病態解説

MOF

真辺 忠夫 , 野中 敦 , 戸部 隆吉

pp.283-287

 脳,心,肺,腎,肝,消化管,血液凝固系などの重要臓器や系が同時に,あるいは短期間に,連続的に機能不全に陥る状態をMOF (multiple organ failure;多臓器障害)という.術後のMOFは,われわれの教室例では2.8%にみとめられ,肝・胆・膵疾患,食道疾患の術後に発生率が高い.術後MOF発生までの期間は平均10.9日で,腎不全は72%,肝不全は71%,肺不全は52%,消化管出血が44%,DICが38%にみられ,2臓器不全では91%,3臓器以上の不全では100%が死亡しており,MOFはいったん起こると救命率のきわめて低い病態である.MOFの発生因子としてはショック,sepsis (敗血症)などがあり,外傷,術後合併症に対しては重要臓器に対する庇護対策を早期に実施し,とくに感染の予防,循環動態の維持などに努めることがきわめて重要と考えられる.

DIC

松田 保

pp.288-292

 血液は,血管内では凝固せずに循環しているが,DICは,この性質の障害された症候群で,極端な凝固亢進状態である.しかし,全身の主として細小血管内で血液の凝固を生ずるため,その過程で血小板やフィブリノゲンをはじめとする凝固因子が消費されて低下し,出血症状を呈することが多い.ただし,DICの治療は,原因の除去を除けば,凝固機序を抑制する薬剤であるヘパリンの投与が主体で,このことにより出血症状も改善されることが多い.DICの診断には,このような凝固異常に特有なFDPの増加,血小板数の低下,フィブリノゲンの低下,プロトロンビン時間の延長,また,治療とからんでアンチトロンビンIIIの測定などが重要である.ことに最近,FDP中,血管内に生じたフィブリンの溶解によって生じたDダイマーを含む分画の測定が開発され,注目されている.

座談会

迅速検査システムの現状と将来

松尾 収二 , 只野 壽太郎 , 軽部 征夫 , 大久保 昭行

pp.294-303

 診断と治療に科学的根拠を与えてきた臨床検査は,今日ますますその性格を強め,精度とともに検査の迅速性への期待が一段と高まっている.天理よろづ相談所病院と佐賀医科大学病院の実践例を通して迅速検査実施への英知が探られ,バイオセンサーや半導体チップの応用など機器開発の現状と展望,さらには医療システムの改革とデータベースの必要性へと,話題は大きく展開する.

生物電気化学分析法・3

臨床化学分析とボルタンメトリー

碇山 義人

pp.308-314

 従来,医学領域では,電気化学的手法は電気生理学など基礎医学でもっぱら用いられてきた.しかし,近年の電気化学測定法の開発,新しい電極材料の登場,そしてバイオセンサーに代表される各種計測デバイスの実用化によって,臨床分析分野にも電気化学に基づく測定機器が導入されてきている.電気化学測定法は,電位検出法(ポテンショメトリー)と電流検出法(アンペロメトリー)に大別できる.本稿では,アンペロメトリーの基礎となるボルタンメトリーを解説するとともに,ボルタンメトリーに基づく分析法および測定システムの例を紹介しつつ,高感度,高速応答,小型化の容易なボルタンメトリー測定法の将来についても言及する.

研究

新しいマクロファージ機能検査法の提唱—1.ケミルミネッセンス法によるマクロファージのFcγレセプター解析法への有用性

馬島 敏郎 , 石田 名香雄

pp.323-328

 ヒト単球や,マウスマクロファージの細胞表面には,イムノグロブリンG (IgG)のFc部に対するレセプターが存在する.従来これらレセプター発現の検査は,ヒツジ赤血球を用いて顕微鏡下で観察し,陽性率を算出するロゼット法が用いられてきた.今回われわれは,化学発光法を用いてFcγレセプターの発現を客観的に測定しうることを見いだしたので,具体的手技を中心に紹介したい.

資料

1ステップEIA法に基づく血中NSE測定系の基礎的検討とその臨床的評価

土田 貴子 , 桑原 正喜 , 有吉 寛 , 須知 泰山 , 木村 茂樹 , 加藤 兼房

pp.329-333

はじめに

 血清中の神経組織特異エノラーゼ(NSE)1)は,神経内分泌腫瘍や,その類似性格を有し化学療法や放射線療法に治療感受性の高い腫瘍のマーカーであることを報告してきた.また,それらの疾患の病勢を反映し,臨床経過観察に有用性の高いモニタリングマーカーであることも評価した2〜4)

 現在血中NSE測定は,二抗体法に基づくRIA5)および2ステップ固相法EIA6〜8)で行われているが,有用な腫瘍マーカーとしての認識が高まるに伴いその検体数は増加し,検査室から簡便な測定法の開発が望まれていた.

質疑応答

臨床化学 自動分析装置による血清リパーゼ活性測定法の問題点

河野 隆一 , 杉内 博幸 , 岡部 紘明 , 宇治 義則

pp.335-337

 〔問〕自動分析装置7050でリパーゼを測定すると,まれに〔−40〕とか〔−50〕などのデータがみられ,メーカーに問い合わせますと,リウマチ患者においては血清中の反応阻害因子のため〔−〕のデータが出るとのことです.そのほかに原因があるのか,また用手法で行えばまったく問題はないのか,ご教示ください.

臨床化学 遠心分離後放置した検体でみられた電解質の異常高値

Y子 , 中 恵一

pp.337-339

 〔問〕午前10時頃遠心分離し,そのまま検体を遠心器の中に放置し,1時間半ほど後に測定したところ,Na,K, CI,Caが異常高値を示しました(表1).遠心分離した状態で放置しておいたものだけ異常高値を示したということは,遠心分離の際に原因があると思われます.考えられる原因をご教示ください.

臨床化学 血中フルクトサミンとその臨床的意義

K生 , 石井 周一

pp.339-341

 〔問〕血中フルクトサミンとはどのような物質ですか.その測定の臨床的意義も含めてご教示ください.

臨床化学 食事と採血時間による血糖検査値への影響

I生 , 下條 信雄

pp.341-343

 〔問〕朝食(食事内容不明)後1時間ほどでフッ化ソーダ採血管に採血した検体をGOD-POD法で測定したところ,65〜69mg/dlの値でした.食事との関連を考えるとき,この値は低すぎるのでしょうか.また,採血をふつうの採血管で行った場合,採血後どのくらいの時間がたつと赤血球の解糖作用による血糖値の低下が始まりますか.以上の2点についてご教示ください.

輸血 血液型検査でオモテ・ウラの不一致が生じた場合

I生 , 遠山 博

pp.343-345

 〔問〕血液型検査でオモテ・ウラの不一致が生じた場合,どういう手順で検査をすすめたらよいのでしょうか.また,一般病院ではどの程度の検査が行えるようにしておくべきか,合わせてご教示ください.

免疫血清 ラテックス凝集反応に高感度の抗体は?

Q生 , 中嶋 国雄

pp.346-347

 〔問〕最近,CRPとかAFPなど,光学的にラテックス凝集反応を用いて測定しておりますが,その抗体に市販のものをそのまま感作したのでは,問題があるというのは本当ですか.また,ラテックス凝集に用いる感度のよい抗体はどのようにつくるか,ご教示ください.

微生物 デルタウイルスとは?

F生 , 白木 公康

pp.347-348

 〔問〕HBVとデルタウイルスの両方を保有する人は劇症肝炎または急性肝炎を発症しやすいそうですが,デルタウイルスの性状や,どのような測定法で検出されるのか,ご教示ください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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64巻11号(2020年11月発行)

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増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

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58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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