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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻6号

1988年06月発行

今月の主題 免疫血液学検査法の進歩

総説

免疫血液学検査の進歩

著者: 小島健一1

所属機関: 1新潟大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.602 - P.605

文献概要

 血液成分治療,臓器移植の進展を反映して,免疫血液学検査の対象は赤血球に限定されず,HLAを中心とする白血球抗原,血小板特異抗原にも拡大された.赤血球系ではモノクローナル抗体の開発・普及,検査機器の進歩,Coombs試験の改良が進行している.HLA抗原検査のもっとも実用的な対象はHLA適合血小板輸血である.HLAクラスII抗原はDNAタイピングも可能となった.血小板特異抗原不適合チェックのための交差試験も改良が進んでいる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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