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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻6号

1988年06月発行

文献概要

今月の主題 免疫血液学検査法の進歩 血球膜抗原の検査

赤血球膜抗原の検査

著者: 神奈木玲児1 繁田勝美1 山肩葉子1 平島國美1 日野明弘1 銭田晃一1

所属機関: 1京都大学医学部臨床検査医学教室

ページ範囲:P.606 - P.616

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 近年,赤血球膜の糖鎖性抗原や蛋白質性の抗原の分子生物学的研究が飛躍的に進歩した.このため,赤血球膜抗原の検査も,従来の伝統的な血清学的方法から,分子レベルで抗原を取り扱う時代へと移行しつつある.本稿では赤血球膜の糖鎖抗原の研究の最近の進歩を簡単に述べ,赤血球膜からの糖鎖抗原の検査室で実行可能な調製法の初歩を紹介した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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