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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻6号

1988年06月発行

文献概要

今月の主題 免疫血液学検査法の進歩 抗体の検出

好中球抗体の検出

著者: 倉辻忠俊1

所属機関: 1国立小児病院小児医療研究センター共同利用室

ページ範囲:P.636 - P.640

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 抗好中球抗体の検査法には細胞凝集法,細胞結合性抗体法,補体を介した細胞傷害試験,リンパ球を介した細胞傷害試験などがある.簡単な方法として毛細管を用いた細胞凝集法,フローサイトメトリーを利用した間接蛍光法がある.おのおのの方法で検知した抗体と,病態・臨床症状との因果関係は直ちには結びつけられないが,ある種の好中球減少症や自己免疫疾患,顆粒球輸注などで,ある程度の指標にはなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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