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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻9号

1988年09月発行

文献概要

高速液体クロマトグラフィー・3

臨床化学的に興味がもたれる糖質

著者: 掛樋一晃1 本田進1

所属機関: 1近畿大学薬学部薬品分析学教室

ページ範囲:P.1006 - P.1011

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 体液中の遊離糖には疾病と関連して変動するものがあり,それぞれの疾病のマーカーとなりうるが,高速液体クロマトグラフィー(HPLC)はそれらを分析するために有力な手段となる.一方,体液や組織中の複合糖質の糖鎖は認識現象をはじめ多彩な生理的機能をもつと考えられ,それらの分析は臨床化学的に有意義である.これらの複合糖質類の分析においてもアフィニティークロマトグラフィーをはじめとするHPLCの手法が有力な分析手段となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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