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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻9号

1988年09月発行

文献概要

研究

免疫細胞化学法とエステラーゼ染色あるいはペルオキシダーゼ染色を組み合わせた二重染色法

著者: 鈴木美和子1 新谷和夫1

所属機関: 1関東逓信病院附属医用情報研究所第二研究部

ページ範囲:P.1024 - P.1029

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 塗抹標本において,細胞表面マーカーと,細胞化学的マーカーであるナフトールーAS-D—クロロアセテートエステラーゼあるいはペルオキシダーゼを同一標本上で観察できる二重染色法を得た.
 一次抗体にモノクローナル抗体,二次抗体にアルカリホスファターゼ標識抗体を用いる免疫細胞化学法のアルカリホスファターゼ染色操作後に,ナフトールーAS-D—クロロアセテートエステラーゼ染色を追加する,あるいは免疫細胞化学法の二次抗体反応操作後に,3—メチル−2—ベンゾチアゾリノンヒドラゾンを用いるペルオキシダーゼ染色を挿入するものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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