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文献詳細

雑誌文献

臨床検査32巻9号

1988年09月発行

文献概要

質疑応答

臨床化学 EDTA,NaFの凝固阻止の作用

著者: K生 藤田誠一1 片山善章1

所属機関: 1国立循環器病センター臨床検査部

ページ範囲:P.1043 - P.1046

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 〔問〕抗凝固剤でCaと結合するものにクエン酸,シュウ酸,EDTA, NaFなどがあります.EDTAはキレートによってCa2+と結合しますが,他の陽イオン(Na,Kなど)ともキレートをつくるのですか.また,NaFによる凝固阻止ではCaF, KFなどをつくるのですか.それと,ドライケミストリーでグルコースを測定する場合,NaFは溶血しやすいため粘度の関係,全血との値はどうですか.さらに,特にグルコース測定(ドライケミストリー〉ではiodoaceticacid, sodiumなどが良いそうですが,その作用についてもご教示ください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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