icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査33巻10号

1989年10月発行

雑誌目次

今月の主題 耐性菌をめぐって

カラーグラフ

抗菌化学療法剤の作用機序および耐性

西野 武志

pp.1114-1116

 細菌細胞は原核細胞(Prokaryote)に,またわれわれ人間を含む動物細胞は真核細胞(Eukaryote)に属する.細菌細胞も人間細胞も同じ生きた細胞であり,細胞の分裂あるいは増殖など生命を維持するための基本的な機構は同じで,両細胞とも蛋白合成や核酸合成などを営んでいる.しかし抗生物質を含む化学療法剤は細胞の種類,特に細菌細胞と人間細胞の微妙な相違点に働いて,著しく異なる作用を示す.

 一方,臨床に使用された当初は耐性菌が存在しなくても,その抗菌剤の使用量が増加すれば増加するほど耐性菌は必ず出現してくる.すなわち耐性菌は感染症の治療を開始することにより,あるいは感染症の治療中に出現してくるものと思われる.したがって,いかなる抗菌剤も耐性菌の問題は避けて通ることができない.

巻頭言

耐性菌をめぐる諸問題

島田 馨

pp.1117

 耐性菌が臨床上の大きな問題として認識されたのは,本邦においては戦後間もないころ流行したサルファ剤耐性赤痢菌が始まりであろう.これ以後,新しい抗菌薬が臨床に使われるたびごとに,新しい耐性菌が出現してきた.抗生物質と菌との鬼ごっこの繰り返しとも言われたゆえんである.しかしこの鬼ごっこの繰り返しの問に,耐性の問題に生化学的な,最近は分子生物学的なレベルで詳細な検討が加えられ,一つの学問的体系を築きあげた.最初はペニシリンを始め,ストレプトマイシン,クロラムフェニコール,テトラサイクリン,あるいはマクロライドと幅広く耐性機序が検討されたが,β—ラクタム薬が主流になるにつれ,β—ラクタマーゼ対策に努力が集中し,第三世代セフェムやカルバペネムに至ってβ—ラクタマーゼ対策は目下のところ成功したかの観がある.しかし,メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の出現は大きな驚きであった.β—ラクタム薬と結合親和性の低いペプチドグリカン架橋酵素の出現は,黄色ブドウ球菌にとどまらず他の菌にもおこることは十分覚悟しなければならない.まだ数は少ないが,かかる耐性機構を持つペニシリン耐性肺炎球菌も発見されている.

 最近広く使われているニュー・キノロンの耐性菌の動向も気にかかる点である.緑膿菌と黄色ブドウ球菌で耐性化は確実に進んでいるようだが,他の菌についての報告は少ない.新しく使用された薬剤の耐性菌の動向をいち早く知るためには,何らかのサーベイランス・システムの確立が必要であろう.

 忘れてはならないものに結核菌がある.現在はリファンピシンを軸とする短期療法の時代に入ったが,結核菌がリファンピシンに耐性化してくれば,後を継ぐ薬剤のメドが立っていないだけに困った問題を提起するだろう.今のうちから考えておかねばならぬことの一つである.

総説

抗菌化学療法剤の作用機序および耐性のメカニズム

西野 武志

pp.1118-1126

 化学療法の進歩は目ざましく,多くの有用な抗菌性化学療法剤が開発されてきた.われわれ動物細胞と細菌細胞の間には微妙な相違点が存在し,抗生物質などは非常に優れた選択毒性を示す.しかし抗菌力の優れた薬剤が臨床に使用されるようになった今日では,分離されてくる耐性菌にも変化が現れ始めている.すなわち不活化酵素による耐性菌が現在でも臨床的に高率に分離されてくるが,標的部位の変異した耐性菌など新しい耐性機構をもった菌が,ある種の菌種では高頻度に分離される.今後このような耐性菌の動向に注目しておく必要がある.

新しい概念

Sub-MICsの概念と意義

紺野 昌俊

pp.1127-1134

 β—ラクタム薬はMIC以下の濃度でも菌体内に取り込まれ,菌に形態変化をもたらす.それは球菌においても桿菌においても同様である.しかし,これらの形態変化は,菌の種類によってもβ—ラクタム薬の種類によっても異なる.それは,それぞれのβ—ラクタム薬が持っている各種細菌の細胞壁合成に関与するペニシリン結合蛋白(PBP)に対する親和性によって左右される.その形態変化の臨床に及ぼす意義について解析した.

技術解説

グラム陽性球菌の耐性機構と検査—MRSAを中心に

横田 健

pp.1135-1140

 臨床分離される肺炎球菌,ブドウ球菌などの薬剤耐性は,プラスミドによるものと,染色体遺伝子の変化によるものとに大別される.前者はAGs不活化酵素,TCs透過性低下,リボゾームRNAの変化(MLs耐性),CATase,PCase (ブドウ球菌のみ)を耐性機構とし,後者は作用点変化(MRSA,キノロン耐性,RFP耐性)が原因となる.PCaseによる耐性は接種菌量が感受性検査に影響し,MRSAは低温培養のほうが高温時より耐性度が高い.

薬剤耐性メカニズムと遺伝学的検査

橋本 一

pp.1141-1148

 細菌の薬剤耐性機構には,薬剤の方を分解や修飾で不活化する場合と,菌自身が変わり透過性や作用点の親和性が低下する場合とある.前者はプラスミドによる場合が多く,染色体性耐性は多く後者である.耐性発現は量的にMICで示されるが,誘導耐性と突然変異によるMICの動きも考慮すべきである.検体における耐性菌と感受性菌の混在,また多剤耐性菌では異なる遺伝体上の耐性遺伝子の存在とその伝達性も解析することが望ましい.

薬剤耐性菌のモニタリングと院内感染対策

小林 芳夫

pp.1149-1154

 臨床分離菌の薬剤感受性検査を施行してつねに耐性率を把握しておくことは,院内感染予防対策の面からは重要なことであり,かつまた有益なことである.ただし,折角集計した貴重な成績をこの目的に使用するためには,各施設の事情に応じた指導性のある委員会を設置し,すべての医療従事者,特に医師にこの情報が十分に伝達され理解を得ることが必須の条件である.

座談会

わが国における薬剤感受性検査をめぐって

五島 瑳智子 , 菅野 治重 , 山根 誠久 , 渡邉 邦友 , 本田 武司

pp.1156-1168

 感染症検査の基本である起病菌の培養分離同定検査は,より適切な治療法を選択するための情報を臨床家に提供するものとして重要である.また,これらの分離菌について行われる薬剤感受性検査成績も,薬剤選択上重要な情報として臨床家に利用されている.しかし,薬剤感受性の検査術式そのものをみても,わが国ではまだ標準化されていない部分が多く,種々の問題をかかえている.

学会印象記 第41回アメリカ臨床化学学会(AACC)

目だつ脂質関連テーマの発表,他

長 裕子

pp.1169-1171

 第41回アメリカ臨床化学学会(AACC)が7月23日から27日までの5日間,米国南部ジョージア州アトランタ市で,Carl A.Burtis博士を大会会長として開催された.

 6年前ニューヨークで開催されたときに出席して以来,AACCにも御無沙汰していたが,セルロースアセテート膜等電点電気泳動に関する仕事がかなりまとまってきたので発表することを思い立ち,6年ぶりに参加した.成田空港からデルタ航空を約16時間乗り,小説「風と共に去りぬ」の舞台として有名なアトランタに着いた.果てしなく広がる緑の平野と青い空の多いアトランタは,のどかなアメリカ地方都市という印象であった.会場となったジョージア・ワールドコングレスセンターはコンベンションシティーとして世界有数のものとして知られているだけあって,シンプルかつ機能的な多目的ホールで広さも十分あり,さすがに"土地のあり余るアメリカ"を感じさせるものであった.会場は町から少し離れていたが,主たるホテルから15分おきにシャトルバスが出ていたため,交通の不便さはまったく感じなかった.

生体の物理量計測・10

超音波による計測

椎名 毅

pp.1174-1181

 超音波による生体計測とは,超音波を生体内に送り込んで,内部組織との相互作用により生じた反射波や透過波を受信し,それから生体内の情報を抽出することである.この超音波と生体との相互作用の形や情報抽出の方法によりきわめて多様な計測法が開発され,現在,エコー法診断装置やドプラ血流計を中心とした超音波計測法は,X線についで医療のさまざまな分野で幅広く用いられている.一方,これらの計測法は生体内の超音波の特性を簡略化した理論に基づいているため,計測結果の意味を正確に理解するには,計測法の原理をある程度知る必要がある.

 ここでは,生体の超音波物性と,各計測法の原理を簡単に解説している.さらに,超音波計測法の新たな発展の方向として期待されている超音波による組織診断についてもふれている.

ME機器と安全・4

医療用気体安全の基本的原理

福本 一朗

pp.1190-1194

医療環境における気体とその危険性

 物質は固体・液体・気体の3態を有する.そのうち気体状態にある物質はもっとも物理法則に支配された振る舞いを呈する.気体の一番顕著な性質として,圧力と温度に対する変化の大きさが挙げられる.気体は小さく圧縮することができ,また無制限に拡散することもできる.気体はそれがおかれた空間や血管をその形にかかわらず隅々まで完全に等濃度で満たす.気体はまたそれが接触する液体や固体中に溶け込むこともできる.以上の性質は生体に気体が適用されるときつねに心に止めておかねばならない.

 医療環境で用いられる気体には大別して2種類のものがある.その一つは酸素・窒素・一酸化炭素・水蒸気など自然界の中で人間を取り巻き,人間の生存に不可欠の物であり,他の一つは笑気・シクロプロパン・ハロタン・エフラン・エチレンなどの麻酔剤のように生理学的効果を得るために人為的に供給されるものである.生理学的効果とは外的刺激に対して恒常性を維持するための生体の反応であるということができる.その意味では麻酔ガスによる血中二酸化炭素分圧変化や血圧の変動なども含まれる.その生体変化は直接観察できるものから,複雑な臨床検査機器を用いて長時間かけねば測定できないものまでいろいろなものが含まれる.

研究

フローサイトメトリーによる細胞質内白血球分化抗原の検出

小池 考一 , 安藤 学 , 上田 龍三 , 須知 泰山

pp.1195-1200

 未熟リンパ球の細胞帰属決定に,モノクローナル抗体による細胞質内白血球分化抗原の検出が有用な場合が少なくない.従来は塗抹標本を用い,顕微鏡による判定法を行っていた.今回フローサイトメトリーによる測定法を検討の結果,検索細胞を1%パラホルムアルデヒド加50%エタノールで−20℃15分間固定し,細胞質内CD3抗原検出にはLeu4抗体を,同CD22抗原検出にはOK22抗体を用いることにより,フローサイトメトリーによる測定が可能となった.今後フローサイトメトリーによる細胞質内抗原解析は新しい検査法として有望である.

81mKr持続静注法による右心駆出率の測定—因子分析法の応用

細田 孝子 , 平沢 規之 , 川上 憲司 , 森 豊 , 井川 幸雄 , 島田 孝夫

pp.1201-1204

 81mKr持続静注法による右心駆出率の測定に因子分析法を応用し,その有用性について検討した.10名の心疾患例を対象に81mKrを静注し,心電図同期法によって右心駆出率を求めた.右心室辺縁の抽出に因子分析法を応用した結果,駆出率算出の再現性もよく,従来の方法との間にも高い相関を認めた.複雑な形状をした右心室の辺縁抽出にとって因子分析法は有用と考えられた.

資料

IMXシステムによる血中CEA測定の基礎的検討

桑原 正喜 , 岩越 典子 , 有吉 寛 , 須知 泰山

pp.1205-1213

 固相にポリマー粒子を,B/F分離にグラスファイバーディスクを,酵素基質に蛍光物質を用いたEIAの全自動測定システムIMXによる血清CEA測定の基礎的検討を行った.その結果,本システムは,その装置,試薬ともに満足できる精度および安定性を有していることが認められた.またその測定値も従来法のものと同様に利用できることも認められた.これより本システムは日常の腫瘍マーカー測定の省力化に大いに寄与し,またその導入に抵抗が少ないものと考えられた.

各種腎疾患における尿中GP-DAPと各種パラメータとの比較検討

千葉 茂実 , 野城 宏夫 , 庄子 嘉治 , 佐藤 寿伸 , 斉藤 喬雄 , 吉永 馨

pp.1214-1217

 各種腎疾患患者における尿中GP-DAP (グリシループロリルージペプチジルアミノペプチダーゼ)を測定し臨床的に検討した.多発性骨髄腫による腎障害では著明な高値を示す例があり,尿NAGとも相関があったことから尿細管障害を示す良い指標と考えられた.またクレアチニンクリアランス,β2ミクログロブリンとは相関が認められなかったが,尿蛋白とは相関があり,尿細管だけでなく糸球体障害との関連性も示唆された.

編集者への手紙

検査技術者の教育に思う—第18回国際医学検査学会から

谷島 清郎

pp.1218

 IAMLTすなわちInternational Association ofMedical Laboratory Technologistsが主催する第18回国際医学検査学会が,昨年の夏に神戸のポートアイランドで行われた.日本が開催国として選ばれたことは,日本の臨床衛生検査技師会の学術活動が世界的に評価されている証拠であり,たいへん喜ばしいことと思います.世界各国の検査技師と直接接触できるこのような学会に私も出席させていただき,貴重な体験をしました.医学検査ないしは臨床検査に関する理論や方法,新しい技術や方法の改良などを,いろいろの国の検査技術者たちが発表しあっており,いずれも興味深いものばかりでしたが,その中でも特に印象深かったのは世界の検査技術者の教育や養成制度についてです.報告数もわりあいに多く,熱心な討議にこの方面への関心の大きさが示されているようで,そのいくつかを紹介したいと思います.

 その第一は,"医学検査技術者の現状と将来の展望"というシンポジウムです.米国の検査技術者は,大学で一定の単位を修め,最終的に一年間の医学検査学コースで学士号を取得すれば免許資格が得られたようですが,現在は,CAHEA(Committee on Allied HealthEducation and Accreditation)という,米国医学協会と種々のaHied health分野の専門団体との合同協議体で決めた教育プログラムに従い,各医療技術専門分野に応じた大学での一貫教育が主流になりつつあるようです.しかし,問題は,このような教育を受けようとする16〜21歳代の若者が米国ではだんだん少なくなっていることと,業務の自動化とそのソフト面への対応の増加だということでした.

私のくふう

顕微蛍光測光装置による単一細胞内カルシウム測定の検討

庄野 正行 , 山口 久雄 , 佐藤 幸一 , 宮本 博司

pp.1219

 顕微蛍光測光装置を改良して,細胞内カルシウム量の定量を検討した.細胞内カルシウムの測定は細胞群によって測定されていたが,最近単一細胞での測定が,アメリカ,ヨーロッパ,そして現在日本でも盛んに行われるようになってきた.今回,個々の細胞のカルシウム量を蛍光色素FURA−2で染色し測定した.FURA−2は細胞内カルシウム濃度測定のための蛍光試薬としてR.Y.Tsienによって1985年に発表されたものである.カルシウムと結合したFURA−2の励起光は340 nm〜380nmに対し約500 nmにピークをもつ蛍光を発する.現在,カルシウム濃度は励起光340nm/380mmの蛍光強度比とカルシウム濃度の関係を示すキャリブレーションカーブ(相関グラフ)を用いて算出されている(図1).この方法を基礎にして測定した.

質疑応答

臨床化学 pH勾配ゲル電気泳動法

島尾 和男 , K生

pp.1221-1224

 〔問〕 pH勾配ゲル電気泳動法の操作法や利点について,具体的にお教えください.

臨床化学 尿中微量アルブミン定量の診断的意義

羽田 勝計 , 吉川 隆一 , 繁田 幸男 , N生

pp.1224-1226

 〔問〕 尿中微量アルブミン定量の診断的意義として,その基準をご教示ください.また,採尿条件などもあわせてご指導ください.

微生物 組織侵入性大腸菌の検査法と疫学

松下 秀 , 工藤 泰雄 , N生

pp.1226-1229

 〔問〕 組織侵入性大腸菌の検査法についてご教示ください.また,この菌の疫学についてもお教えください.

微生物 HIV感染の予後・病期診断のための検査法

中井 益代 , 佐野 浩一 , K生

pp.1230-1232

 〔問〕ヒト免疫不全症ウイルス(HIV)感染の予後診断や病期診断のマーカーとなる検査法についてご教示ください.

一般検査 セロファン厚層塗抹法

肥塚 卓三 , 中 恵一 , N生

pp.1232-1234

 〔問〕虫卵検査法の"セロファン厚層塗抹法"についてご教示ください.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら