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特集 癌の臨床検査 I 癌そのものをとらえる検査 2 癌遺伝子に関する検査
B.癌遺伝子の検査法 3)特異抗体を用いる方法
著者: 珠玖洋1
所属機関: 1長崎大学医学部腫瘍医学講座
ページ範囲:P.1298 - P.1302
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多くの癌遺伝子の解析が,DNA,RNAおよびその最終産物の蛋白レベルで進められている.
癌遺伝子産物(蛋白)に対するモノクローナル抗体は,とりわけ特異性および供給性という点で優れており,癌遺伝子解析のためにきわめて有用である.ヒト癌とのかかわりが強く示唆されているいくつかの癌遺伝子について,それらの蛋白に対するモノクローナル抗体が作製され,各種細胞(組織)における癌遺伝子の発現,蛋白の構造および機能解析に用いられている.
多くの癌遺伝子の解析が,DNA,RNAおよびその最終産物の蛋白レベルで進められている.
癌遺伝子産物(蛋白)に対するモノクローナル抗体は,とりわけ特異性および供給性という点で優れており,癌遺伝子解析のためにきわめて有用である.ヒト癌とのかかわりが強く示唆されているいくつかの癌遺伝子について,それらの蛋白に対するモノクローナル抗体が作製され,各種細胞(組織)における癌遺伝子の発現,蛋白の構造および機能解析に用いられている.
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