icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻11号

1989年10月発行

文献概要

特集 癌の臨床検査 I 癌そのものをとらえる検査 2 癌遺伝子に関する検査

B.癌遺伝子の検査法 3)特異抗体を用いる方法

著者: 珠玖洋1

所属機関: 1長崎大学医学部腫瘍医学講座

ページ範囲:P.1298 - P.1302

文献購入ページに移動
はじめに
 多くの癌遺伝子の解析が,DNA,RNAおよびその最終産物の蛋白レベルで進められている.
 癌遺伝子産物(蛋白)に対するモノクローナル抗体は,とりわけ特異性および供給性という点で優れており,癌遺伝子解析のためにきわめて有用である.ヒト癌とのかかわりが強く示唆されているいくつかの癌遺伝子について,それらの蛋白に対するモノクローナル抗体が作製され,各種細胞(組織)における癌遺伝子の発現,蛋白の構造および機能解析に用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?