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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻11号

1989年10月発行

特集 癌の臨床検査

I 癌そのものをとらえる検査 3 癌組織産生物質"腫瘍マーカー"の検査

B.各論 7)CA19-9

著者: 澤武紀雄1 松田直人1

所属機関: 1金沢大学がん研究所内科部門

ページ範囲:P.1353 - P.1357

文献概要

はじめに
 近年,ハイブリドーマ法の導入によって,免疫原性の弱い糖鎖部分を認識できる力価の高い単クローン抗体(モノクローナル抗体)を得ることが可能になり,癌化に伴い変化した糖鎖を認識できる単クローン抗体が多数開発されるようになった.CA19-9はこのようなものの中で,血清腫瘍マーカーとして最も早くから登場し,臨床的にも高い評価を受けている.
 本稿では,本抗原の性状と腫瘍マーカーとしての有用性について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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