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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻11号

1989年10月発行

文献概要

特集 癌の臨床検査 I 癌そのものをとらえる検査 3 癌組織産生物質"腫瘍マーカー"の検査

C.臓器別腫瘍マーカー 5)乳癌

著者: 園尾博司1

所属機関: 1川崎医科大学内分泌外科

ページ範囲:P.1421 - P.1425

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はじめに
 近年,種々の悪性腫瘍に対する腫瘍マーカーが発見され,乳癌についても多くの腫瘍マーカーが報告されている1).乳癌の腫瘍マーカーとしては血中,尿中の腫瘍マーカーのほかに,組織内のエストロゲンレセプター(estrogen receptor)や表皮増殖因子(epidermalgrowth factor)が挙げられるが,本稿では血中,尿中腫瘍マーカーのうち代表的なものを挙げ,原発および再発乳癌の診断,治療効果,予後における有用性について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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