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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻13号

1989年12月発行

文献概要

今月の主題 精神疾患をめぐる臨床検査 技術解説

大脳誘発電位—特に痴呆性疾患との関連から

著者: 小林充1 本間昭1

所属機関: 1東京都老人総合研究所心理精神医学部精神医学研究室

ページ範囲:P.1725 - P.1730

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精神疾患の診断,とりわけアルツハイマー病などの痴呆性疾患の鑑別ならびに早期診断をめざす近年の動向を概観しながら,誘発電位ならびに事象関連電位の基礎と臨床的利用について述べた.精神科領域における誘発電位の利用についての全体像を把握することを目標として,聴性脳幹反応,視覚誘発電位,体性感覚誘発電位などの外因性誘発電位に加えて,P300およびCNVなどの事象関連電位について触れ,臨床的応用という点から見た今後の問題についても述べてみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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