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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻13号

1989年12月発行

文献概要

今月の主題 精神疾患をめぐる臨床検査 技術解説

老年性精神疾患の病理組織検査

著者: 朝長正徳1 最勝寺順子2 宇野雅宣2

所属機関: 1東京大学医学部脳研究施設脳病理学部門 2東京大学医学部脳研究施設

ページ範囲:P.1737 - P.1740

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はじめに
 ここでは老人に多い痴呆を来す精神疾患,特に器質性の病理変化を示す疾患(表1)で,われわれの研究室で日常用いている染色法を紹介する.脳の染色は他臓器の染色法とはかなり独自のものがある.これは神経細胞,神経線維,グリアなど脳に特異な構造があることによる.最近,重要な染色法になってきた免疫組織化学についてはアミロイドの項で述べられると思うので割愛し,古典的方法に限った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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