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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻13号

1989年12月発行

文献概要

研究

メタノールの添加でグロブリン分画にも反応性を高めたブロムクレゾールグリーン試薬による血清総蛋白量の測定

著者: 鈴木優治1 酒井伸枝1

所属機関: 1埼玉県立衛生短期大学

ページ範囲:P.1803 - P.1806

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 著者らは,メタノールの添加によってグロブリン分画にも反応性の高いブロムクレゾールグリーン呈色試薬を用いた血清総蛋白測定法を設定した.本法は,γ—グロブリンの反応性がアルブミンに比べ若干低いが,標準液にアルブミンとγ—グロブリンの混合液(混合比4:5)を用いることによりビウレット法に近似する値を示した.ビウレット法と本法との相関関係は,γ=0.930,y=0.989x+0.196であり,色素法による血清総蛋白量の測定が可能であると考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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