icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻3号

1989年03月発行

文献概要

研究

金コロイド抗体法を用いた悪性リンパ腫の細胞診

著者: 下浦泰昌1 岡根倫代1 角谷昌代1 白井求1 山根弘文1 藤田甫1 桑島実1

所属機関: 1香川県立中央病院検査科

ページ範囲:P.329 - P.332

文献購入ページに移動
 モノクローナル抗体と金コロイド抗体法を用いた末梢血液リンパ球サブセットの形態的観察法を悪性リンパ腫の細胞診に応用し,細胞形態とマーカーを同時に観察した.リンパ節など14症例の液状検体のうち,反応性リンパ球と腫瘍細胞が混在している場合でも,形態を確認しながら腫瘍細胞のマーカーの判定が可能であった.免疫組織化学所見との一致率,フローサイトメトリーとの相関も良好で,金コロイド抗体法の有用性が確認できた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?