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今月の主題 造血器腫瘍の新しい検査 染色体・遺伝子検査
リンパ系腫瘍
著者: 多和昭雄1 河敬世1
所属機関: 1大阪大学医学部小児科学教室
ページ範囲:P.397 - P.402
文献購入ページに移動 リンパ系増殖性疾患において,免疫グロブリン遺伝子,T細胞受容体遺伝子の再構成の有無を検討することで本疾患のクロナリティの証明や,その細胞起源の同定が可能である.したがって,これら抗原受容体遺伝子の解析は,リンパ系腫瘍の診断,分類にきわめて有用であると考えられる.また,特定の染色体切断点に相当する部位のプローブを使用し,DNA分析を行うことで,通常の染色体検査を補足することも可能である.
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