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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻4号

1989年04月発行

資料

リポソームを基質とする血清LCAT(Lecithin-Cholesterol Acyltransferase)活性の自動測定法

著者: 山田満廣1 小林一三1 大西将則1

所属機関: 1大阪赤十字病院第一検査部生化学

ページ範囲:P.461 - P.465

文献概要

 血清LCAT活性の測定法は,自己基質法および共通基質法によるキットが開発されているが,いずれも酵素反応に長時間を要し測定操作が繁雑で自動化が困難であることから,現在でも用手法により測定されている.今回,共通基質法にもとつく試薬(リボソーム基質法)を用い,これを検体前希釈機能をもつCOBAS-MIRA自動分析装置に適用することにより,LCAT活性の自動測定法を確立することができた.本法は用手法と同等の測定精度(再現性),ならびに良好な相関性を示すなど,日常検査法としての有用性が認められた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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