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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻5号

1989年05月発行

文献概要

資料

免疫学的便潜血検査を用いた大腸癌検診

著者: 仲尾美穂1 細井順子1 藪内喬子1 津熊秀明1 村上良介1 大谷透1 中西克己1 木下典子2 佐藤正之3 石川秀樹4 藤本伊三郎5

所属機関: 1大阪府立成人病センター集団検診第二部 2 3 4 5

ページ範囲:P.587 - P.590

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 40歳以上の職域集団を中心に,免疫学的便潜血検査を用いた大腸癌検診を実施した.
 RPHA法一日法の受検者3930人について,潜血検査の陽性率に性差はなかったが,陽性反応適中率は男が2〜3倍高率であった.また,年齢とともに陽性率および陽性反応適中率が上昇した.RPHA法にLatex凝集法,または"モノヘム"を併用した2581人の陽性率は,RPHA法単独より2倍以上高くなったが,偽陰性の防止に役だつことが示唆された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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