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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻6号

1989年06月発行

文献概要

今月の主題 筋疾患と臨床検査 総説

筋疾患と免疫

著者: 福永秀敏1 納光弘2

所属機関: 1国立療養所南九州病院神経内科 2鹿児島大学医学部第三内科学教室

ページ範囲:P.621 - P.625

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 免疫学の進歩とともに,筋疾患(神経筋接合部疾患も含めて)の病因に免疫異常の関与を示唆するものが多くなってきた.なかでも重症筋無力症はアセチルコリン受容体に対する,そして筋無力症候群は神経終末のアセチルコリン放出部位に対する自己免疫疾患であることが判明した.また,多発性筋炎に対しても,液性,細胞性免疫の立場から新たな知見が加えられつつある.本稿では上記三疾患について臨床的,免疫学的概説を述べることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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