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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻6号

1989年06月発行

文献概要

今月の主題 筋疾患と臨床検査 技術解説

筋電図検査

著者: 鳥居順三1 松本信子1

所属機関: 1北里大学医学部内科学教室

ページ範囲:P.633 - P.637

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 筋電図検査は,神経・筋疾患の重要な補助検査として,臨床的に広く用いられている.特に筋の脱力・萎縮が,神経原性か筋原性かを鑑別するのに有用である.筋疾患では,干渉波形・低振幅電位・短持続時間電位・多相性電位などが認められ,神経疾患とは明らかに異なる所見が得られる.また,ミオトニアに認められるmyotonic dischargeは,特異的な所見で診断的価値がある.重症筋無力症では,反復刺激で漸減現象が認められる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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