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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻8号

1989年08月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病 技術解説

フルクトサミン

著者: 下條信雄1

所属機関: 1大阪市立大学医学部臨床検査医学教室

ページ範囲:P.885 - P.891

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 血漿蛋白のグリケーションの程度を,その還元性を利用して比色定量するのがフルクトサミンである.フルクトサミンは食事の影響を受けず,日内変動も認められないが,幼児や低蛋白血症の例では低値を示す.糖尿病患者においては過去2週間程度の血糖コントロール状態をよく反映するので,短期のコントロール指標となる.また他の指標との組み合わせにより,糖尿病スクリーニング検査としても今後期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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