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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻8号

1989年08月発行

今月の主題 糖尿病

技術解説

尿中酵素

著者: 芝紀代子1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.929 - P.935

文献概要

 糖尿病性腎症の早期診断にNAGが有用とされている.しかしながらNAGの上昇は必ずしも腎症のみとは限らず,HbA1cとの相関も良好なことから,長期の高血糖により何らかの代謝異常が生じ,NAGの増加が生じるとも考えられている.本稿では糖尿病における尿中酵素として,主にNAGをとり上げ,総活性およびアイソザイム分画の解釈,および近年注目されているDAPIVの測定意義についてふれてみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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