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文献詳細

雑誌文献

臨床検査33巻8号

1989年08月発行

文献概要

質疑応答

免疫血清 Chlamydia trachomatis抗原検査と抗体検査

著者: 山本豊 津上久弥1

所属機関: 1大阪府立万代診療所

ページ範囲:P.972 - P.975

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 〔問〕 クラミジア抗原検査(「Chlamydiazyme」)で陽性者は1231例中77例(6.3%),次いで抗体検査(「IPAzymeクラミジアAG」)による陽性者は79例中17例(21.5%)でした.検体採取法の問題もいろいろあると思いますが,Chlamydiazymeで陽性に出れば一応感染していると考えられます.IPAzymeクラミジアAGの試薬を使用して抗体陽性の場合,陽性者全員を感染者とみなしてよいものか,治癒後にも抗体(IgG)が残るものか,ご教示ください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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