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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻1号

1990年01月発行

文献概要

今月の主題 異常環境 解説

放射線

著者: 赤沼篤夫1

所属機関: 1東京大学医学部放射線医学教室

ページ範囲:P.46 - P.50

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 自然環境には自然放射線もあり,生物はこれと共存してきた.環境を破壊するのは人工放射線であって,今世紀はじめより,まず医療に,ついで産業に利用されてきた.この人工放射線は,われわれの生活環境および労働環境との調和を図りつつ利用されなければならない.生活環境,労働環境を破壊するのが事故である.この異常環境に対して,まず生命保全の処置を行う必要がある.LD50は約3.5Gyと考えられているが,正しい医療処置により,5Gy程度の被曝までは生存できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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