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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻11号

1990年10月発行

特集 電解質と微量元素の臨床検査ガイド

各論 1 生体に必要な元素

8)ヨード(l)

著者: 及川紀久雄1

所属機関: 1新潟薬科大学

ページ範囲:P.1420 - P.1422

文献概要

測定の意義
 ヨードはヨウ素ともいい,元素記号Ⅰ,原子番号53,原子量126.9045,周期律表Ⅶ B族のハロゲン元素である.
 Ⅰはヒトや動物にとって必要不可欠な微量元素である。ヒトは通常,水,タマゴ,牛乳,野菜,海藻および魚を供給源とし,それらの食餌内容によって多少の差はあるが,1日100~200μgのⅠを摂取するとみられる.Heinrichら1)は栄養上のⅠ必要量をラットの実験から求め,これをヒト成人に当てはめると,60~120μg/日になると計算している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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