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特集 電解質と微量元素の臨床検査ガイド 各論 3 ホルモン・生理活性物質
1)レニン・アンジオテンシン系
著者: 寺山百合子1 二川原和男1 舟生富寿1
所属機関: 1鷹揚郷腎研究所
ページ範囲:P.1477 - P.1481
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レニン・アンジオテンシン(renin-angiotensin;R-A)系は,図1に示したようにアンジオテンシノーゲン(angiotensinogen;A-ogen)を出発物質として,レニンおよびアンジオテンシン変換酵素(angiotensinconverting enzyme;ACE)によりアンジオテンシンI(angiotensin Ⅰ;AI)およびアンジオテンシンⅡ(AⅡ)となり,その後アンジオテンシナーゼ(angiotensinase;A-ase)によって不活性分解物(A-aseは単一でないため一部はアンジオテンシンⅢ〔AⅢ〕を経る)に代謝されていく,一連のカスケードの総称である.本系は血圧,水・電解質代謝および酸塩基平衡に重要な役割を演じており,その本態はAⅡである(AIは不活性,AⅢは部分活性を有する).
レニン・アンジオテンシン(renin-angiotensin;R-A)系は,図1に示したようにアンジオテンシノーゲン(angiotensinogen;A-ogen)を出発物質として,レニンおよびアンジオテンシン変換酵素(angiotensinconverting enzyme;ACE)によりアンジオテンシンI(angiotensin Ⅰ;AI)およびアンジオテンシンⅡ(AⅡ)となり,その後アンジオテンシナーゼ(angiotensinase;A-ase)によって不活性分解物(A-aseは単一でないため一部はアンジオテンシンⅢ〔AⅢ〕を経る)に代謝されていく,一連のカスケードの総称である.本系は血圧,水・電解質代謝および酸塩基平衡に重要な役割を演じており,その本態はAⅡである(AIは不活性,AⅢは部分活性を有する).
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