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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻11号

1990年10月発行

文献概要

特集 電解質と微量元素の臨床検査ガイド 各論 4 結合蛋白

2)フェリチン

著者: 桜田恵右1 宮﨑保1

所属機関: 1北海道大学医学部第三内科

ページ範囲:P.1552 - P.1555

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はじめに
 フェリチン(ferritin;Ft)は生体において鉄(Fe)貯蔵蛋白として知られているが,そのmicroheterogeneityの研究から病態生理学的意義が明らかにされつつある.Fe欠乏症,Fe過剰症,悪性腫瘍,炎症,感染症などにおける臨床的意義は,血清Ftの測定が容易になってからは著しいものがある.
 以下,Ftの性状と作用,血清Ftの測定法と問題点などについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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