文献詳細
文献概要
わだい
新しいイオン認識機能分子"armed macrocycle"
著者: 築部浩1
所属機関: 1岡山大学教養部化学教室
ページ範囲:P.1571 - P.1573
文献購入ページに移動はじめに
化学の分野においても分子認識に関する研究が目覚ましい進展を遂げている.とりわけ1987年ノーベル化学賞の授賞対象となったクラウンエーテルに代表される合成ホスト分子は,優れた認識機能を分子レベルで設計することが可能であり,特定イオンの分析のためのセンシング素子として医療計測,工業プロセス計測,環境分析などに新風を吹き込もうとしている(図3).
化学の分野においても分子認識に関する研究が目覚ましい進展を遂げている.とりわけ1987年ノーベル化学賞の授賞対象となったクラウンエーテルに代表される合成ホスト分子は,優れた認識機能を分子レベルで設計することが可能であり,特定イオンの分析のためのセンシング素子として医療計測,工業プロセス計測,環境分析などに新風を吹き込もうとしている(図3).
掲載誌情報