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今月の主題 リハビリテーション―臨床検査の役割 検査計画
末梢神経疾患
著者: 江藤文夫1
所属機関: 1東京大学医学部リハビリテーション部
ページ範囲:P.1609 - P.1614
文献購入ページに移動 末梢神経疾患のリハビリテーションにおける臨床検査の役割としては,診断の確立に加えて,重症度の評価,リスク管理の指標,予後判定などに資することが期待される.障害評価のためには行動学的測定や心理社会的測定が有用であるが,これらは必ずしも疾患特異性を有するものではない.そこで,疾患特異性の大である補助診断法と機能形態障害の評価法としての臨床検査について解説し,その中でリハビリテーションにおいて有用性の高い電気診断法の基本的知識について若干詳しく説明する.
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