icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻12号

1990年11月発行

文献概要

今月の主題 リハビリテーション―臨床検査の役割 検査計画

リウマチ

著者: 東威1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学東横病院内科

ページ範囲:P.1619 - P.1622

文献購入ページに移動
 慢性関節リウマチは,全身性自己免疫疾患の一つとされている.原因は不明であるが,素因と感染,女性ホルモン,その他いくつかの因子が複合して自己免疫を生じ,その結果各種サイトカインをはじめとする炎症メディエーターの放出,補体の活性化などがおこり,炎症,関節破壊が進行するものと考えられる.
 治療としては,炎症を抑えるための抗炎症療法と,自己免疫を抑えるための免疫療法が中心になるが,薬による内科的治療だけでは不十分な場合が多いので,整形外科的手術療法,リハビリテーション療法を適切に組み合わせて行うことが大切である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?