文献詳細
文献概要
今月の主題 リハビリテーション―臨床検査の役割 検査計画
慢性呼吸不全
著者: 白石透1
所属機関: 1JR東京総合病院呼吸器内科
ページ範囲:P.1635 - P.1639
文献購入ページに移動 慢性呼吸不全のリハビリテーションは呼吸器障害が存在する条件において得られる最高の呼吸機能を達成し,質の高い生活を維持する目的で行われるものである.主要な障害が呼吸機能障害であることから,リハビリテーションの目標設定,効果判定に呼吸機能検査が重要なことは言うまでもなく,呼吸機能障害の種類,リハビリテーションの内容に応じて項目を選択して施行されるべきであり,本稿ではその点について重点的に述べた.
慢性呼吸不全では,呼吸機能以外にも循環機能をはじめ多臓器障害の可能性もある.詳しくは触れなかったが,リハビリテーションの実施に際してはこれら全身障害に関する評価も忘れてはならない.
慢性呼吸不全では,呼吸機能以外にも循環機能をはじめ多臓器障害の可能性もある.詳しくは触れなかったが,リハビリテーションの実施に際してはこれら全身障害に関する評価も忘れてはならない.
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