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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻12号

1990年11月発行

文献概要

研究

閉塞性障害の有無判定基準についての考察

著者: 清水啓之1 中野赳1 塚本玲三2

所属機関: 1三重大学医学部第一内科 2茅ヶ崎徳州会総合病院呼吸器内科

ページ範囲:P.1669 - P.1672

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 わが国では閉塞性障害の指標として,一秒率が70%以下であることを慣例的に用いている.われわれはこの基準に疑問を持ち,当院で肺機能検査を施行し,一秒率が70%以上で,%肺活量が80%以上の症例を対象として,一秒率とV50,V25および最大呼気中間流量の相関関係について検討した.その結果,閉塞性障害の基準を米国と同様に少なくとも一秒率75%以下に変更すべきであると考えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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