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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻12号

1990年11月発行

文献概要

研究

Digoxigenin標識DNAプローブを用いたin situ hybridization法によるウイルス核酸の検出

著者: 目黒瑞穂1 古田康1 篠原敏也1 佐野公昭1 長嶋和郎1

所属機関: 1北海道大学医学部病理学第二講座

ページ範囲:P.1673 - P.1678

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 病理検査材料中のウイルス核酸の検出法として,ラジオアイソトープ(radio isotope:RI)を使用しないdigoxigenin標識法によりJC virus,Human papillomavirus,Cytomegalovirusのin situ hybridization(ISH)を行いRI標識法,biotin標識法との比較を行った.Dot blotでは35SラベルRI法と同程度の感度を示し,ISHでも良好な結果が得られた.本法は簡便かつ安全,しかも高感度であることより,今後の臨床検査法として有用であると考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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