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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻12号

1990年11月発行

文献概要

資料

イパザイム―クラミジアAGキットの使用経験とその技術的検討

著者: 関口進1 若松菊男1 坪井洋1 藤原睦憲1 高橋宏文2 大野木勝幸2 折津政江3 高井計弘4 小島弘敬4

所属機関: 1日本赤十字社医療センター中央検査部 2 3 4

ページ範囲:P.1688 - P.1692

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 イパザイム―クラミジアAGキットを用いて1195名の健診受診者の血清中抗クラミジアIgAおよびIgG抗体価を測定し,その技術的検討を行った.その結果,発色基質をchromogenからDABに変更することにより永久標本が可能となり,特に研究用として有用であった.また,ケルンエヒテロートおよびヘマトキシリンで核染色を行うことによりコントラストの良い標本ができ,鏡検が容易となった.検出率では,活動性感染と考えられる高抗体価群の割合が全体で13.1%と高率であり,男女別では女性のほうが優位であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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