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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻13号

1990年12月発行

文献概要

今月の主題 細胞接着因子 技術解説

VLAファミリー

著者: 鎌田徹治1 池田康夫2

所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科 2慶應義塾大学病院輸血センター

ページ範囲:P.1755 - P.1761

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 VLAファミリーは,Leu-CAMファミリー,Cytoadhesinファミリーとともにインテグリンスーパーファミリーを形成している.VLAファミリーは6種類の異なるヘテロダイマーからなり,おのおの異なる粘着性蛋白の受容体として機能し,形態発生,免疫・炎症反応,止血・血栓形成,癌細胞の転移などに大きな役割を演じていることが近年明らかになった.本稿では,VLA蛋白に関する最新の知見を紹介し,自験例を用いてその解析法も簡単に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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