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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻13号

1990年12月発行

文献概要

研究

閉塞性黄疸解除後の胆汁中総胆汁酸測定の意義

著者: 桑野脩子1 柳沢次郎雄1 中山文夫1

所属機関: 1九州大学医学部第一外科教室

ページ範囲:P.1787 - P.1789

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 閉塞性黄疸における高ビリルビン血症は,術後合併症のリスクファクターの一つとみなされており,今日では,根治手術に先だち,何らかの減黄処置が行われている.減黄処置後の肝機能改善を検討したところ,根治手術の適応や時期決定の方法として,ドレナージ胆汁中の総胆汁酸測定は患者に苦痛も与えず,簡便で優れた検査の一つと考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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