臨床検査34巻13号

1990年12月発行

資料

西洋ワサビペルオキシダーゼを標識酵素とした17α―ヒドロキシプロゲステロン（17―OHP）のELISA

著者： 池田ひろみ¹ 松井奈穂子¹ 前田昌子¹ 辻章夫¹

所属機関： ¹昭和大学薬学部薬品分析化学教室

ページ範囲：P.1794 - P.1798

　副腎皮質過形成症の診断用キット17α―OHP ELISA （富士レビオ（株）を用いて短時間測定法を検討した．通常では一夜反応させるところを室温3時間での測定でも可能であった．この短時間法での精度，新生児の体重別の17―OHP値の測定などを検討した．