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文献詳細

雑誌文献

臨床検査34巻13号

1990年12月発行

文献概要

質疑応答 臨床化学

抗てんかん薬服用患者の血中アンモニアの高値

著者: I子 三浦研二1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.1808 - P.1810

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 〔問〕抗てんかん薬服用患者の一人が,月1回の血中アンモニア測定で毎回高値を示しました(過去10か月のデータ:98,92,116,127,98,171,96,110,688,130μg/dl.試薬はアンモニアテストワコー®で用手法).そのつど再検しても高値でした.その原因を調べるために患者さんより直接採血してただちに検査してみても同様な高値を示しました.採血から分離・測定までの時間経過による正誤差や,運動などによる正誤差のほかに血中アンモニア値を上昇させる因子にはどのようなものがあるのでしょうか.また,対照として管理血清(プレチノルムU®)を使用していますが,日間変動が大きく,ほかに良いコントロール液があればご教示ください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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